专利摘要:

公开号:WO1987001378A1
申请号:PCT/JP1986/000335
申请日:1986-06-30
公开日:1987-03-12
发明作者:Masahiro Ohta;Saburo Kawashima;Yoshiho Sonobe;Shoji Tamai;Hideaki Oikawa;Kouji Ohkoshi;Akihiro Yamaguchi
申请人:Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated;
IPC主号:C08G73-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 ボリ ィ ミ ドおよびボリ イ ミ ドより なる耐熱性接着剤 〔技術分野〕
[0002] 本発明は新規なポリ イ ミ ドに関する。 また本発明はその ボリ イ ミ ドよりなる耐熱性接着剤に関する。 さ らに詳し く は高い耐熱性と強力な接着力を有し、 作業性良く 使用でき るボリ ィ ミ ド系接着剤に関する。
[0003] 〔背景技術〕
[0004] テ ト ラ カルボ ン酸二無水物とジア ミ ンの反応によ り得ら れるボリ イ ミ ドは、 種々の優れた物性や良好な耐熱性のた めに、 今後も耐熱性が要求される分野に広く 用いられるこ とが期待されている。
[0005] すなわちボリ イ ミ ドは、 その高耐熱性に加え、 力学的強 度、 寸法安定性、 難燃性、 電気絶縁性などを合せ持ってお り、 電気電子機器、 宇宙航空用璣器、 輪送機器などの分野 で素材と して広 く使用され、 またそれらの分野で各種高性 能材料の耐熱性接着剤として使用されている。
[0006] しかし従来開発されたボリ イ ミ ドは一般的に軟化温度が 高いために、 優れた耐熱性を有するけれども加ェ性にはと ぼしいとか、 また加工性向上を目的として開発された樹脂 は耐熱性、 耐溶剤性に るなど性能にー县ー短があった。 一般に従来のボリ ィ ミ ドの使用に当っては、 例えばフ ィ ルムの製造、 電線ワニスと しての使用、 カバー レーとして
[0007] 1
[0008] 5 の使用、 あるいは接着剤としての使用に当っては、 その前 駆体であるボリ ァミ ド酸の状態で有機溶剤に溶解しておき、 これを被塗物上に塗布した後高温下で加熱処理し、 脱溶剤、 イ ミ ド化する方法が用いられている。 しかし上記加熱処理 が不充分であるとイ ミ ド皮膜中にア ミ ド酸の一部が残存し、 物性低下を起こす。 このため、 上記加熱時間は必然的に县 く なり、 皮膜中にビンホールなどを発生させないように徐 々 に昇温して、 段階的に加熱したり、 膜厚を薄くするなど、 ボリ イ ミ ド形成作業が非常に面倒となる。 また加熱中に脱 i O 水環化反応を伴うため、 例えばフィルムゃ被着層の不均一 化、 ボィ ドの発生等の問題点を有している。 さ らにボリ ァ ミ ド酸は不安定で、 常温でも徐々に溶液がゲル化、 或いは 加水分解を起こすため、 冷凍保存を必要とする。
[0009] 耐熱性の接着剤として、 D . J . P r o g a rらによつて開発され たボリ イ ミ ド接着剤 (米国特許第 4065 , 345号) は耐熱性及 び接着力ともに優れていることで知られている力 その使 用に際しては、 ビス ( 2 -メ ト キシェチル) エーテルなどに 溶解したポリア ミ ド酸の溶液を被塗物上に塗布し、 加熱昇 温することにより、 脱溶剤、 脱水環化させる工程が必要と 0 なる。 又、 高沸点溶媒の為、 昇温速度、 昇温パター ンにつ いても、 ビンホール、 ボィ ドの生じない条件設定が必要と なる。
[0010] 以上の様なボリ ア ミ ド酸の有機溶剤溶液を塗布し、 加熱 により脱溶剤、 脱水ィ ミ ド化する工程に伴う諸問題点を伴 5 わないボリ ィ ミ ドが求められており、 さらにはそのま 、接 着剤として使用される熱可塑性のボリ イ ミ ドが求められて いる。
[0011] 〔発明の開示〕
[0012] 本発明の目的はボリ イ ミ ドが本来有する優れた耐熱性に 加え、 熱可塑 o c C o性 Π = で加工性が優れ、 しかも耐熱接着性に優れ
[0013] /
[0014] 多目的用途に使用 /
[0015] o oe Cn可能なボリ イ ミ ドおよびその前駆体であ るボリ ア ミ ド酸を得ることにある。
[0016] 本発明者らは前記目的を達成するために鋭意研究を行い 又
[0017] 本癸明を完成するに至ったものである。
[0018] すなわち、 本発明は、
[0019] N /
[0020] o o c C H" =
[0021] /
[0022] o o H c c /
[0023] N
[0024] ( I )
[0025] (式中 Yは直結、 炭素数 1 乃至 10の 2価の炭化水素基、 六 フ ッ素化されたイ ソプロ ピリ デン基、 カルボニル基、 チォ 基、 スルフ ィ ニル基、 スルホニル基又はォキシ ドから成る 群より選ばれた基を表わし、
[0026] Z は
[0027] 110 011 一 N H一
[0028] を表わし、 Rは炭素数 2以上の脂肪族基、 環式脂肪族基 単璟式芳香族基、 縮合多璟式芳香族基、 芳香族基が直接又 は架橋員により相互に連結された非縮合多璟式芳香族基か らなる群より選ばれた 4価の基を表わす。 )
[0029] で表わされる繰り返し単位を有する重合体である。
[0030] また本発明の他の発明は、
[0031] '式 ( I )
[0032]
[0033] ( I )
[0034] N /
[0035] (式中 Yは直結、 炭素数 1乃至 10の 2 o c c o = H
[0036] /価の炭化水素基、 六 フ ッ素化されたイ ソプロ ピリ デン基、 カ / ル o Π o hn c cボニル基、 チォ
[0037] /
[0038] N
[0039] 基、 スルフ ィ ニル基、 スルホニル基又はォキシ ドから成る 群より選ばれた基を表わし、
[0040] Zは 0 0 又は
[0041] II II
[0042] 11 0 - C C 一 0 11
[0043] /
[0044] R
[0045] /
[0046] —N il - C C 一 N il
[0047] II il
[0048] 0 0
[0049] を表わし、 Rは炭素数 2以上の脂肪族基、 璟式脂肪族基、 単璟式芳香族基、 縮合多璟式芳香族基、 芳香族基が直接又 は架橋員により相互に連結された非縮合多璟式芳香族基か らなる群より選ばれた 4価の基を表わす。 )
[0050] で表わされる繰り返し単位を有する重合体よりなる耐熱性 接着剤である。 すなわち本発明は、 前記式 ( I ) で表わされる繰り返し 単位を有する重合体、 すなわち前記式 ( I ) で表わされる 繰り返し単位のボリ ァ ミ ド酸およびノ又はポリ ィ ミ ドなら びにそのボリ ァ ミ ド酸および/又はボリ ィ ミ ドより なる耐 熱性接着剤である。
[0051] このよう な本発明の重合体は下記式 ( Π )
[0052]
[0053] ( Π )
[0054] (式中 Yは直結、 炭素数 1 乃至 10の 2価の炭化水素基、 六 フ ッ素化されたィ ソ プロ ピ リ デ ン基、 力ルボニル基、 チォ 基、 スルフ ィ ニル基、 スルホニル基又はォキシ ド力、ら成る 群より選ばれた基を表わす。 ) で表わされるジァ ミ ンと下 記式 ( ΠΙ )
[0055] 0 0
[0056] C C
[0057] ハ ハ
[0058] 0 R 0 ( I )
[0059] / /
[0060] C C
[0061] II II
[0062] 0 0
[0063] (式中、 Rは炭素数 2以上の脂肪族基、 環式脂肪族基、 単 璟式芳香族基、 縮合多環式芳香族基、 芳香族基が直接又は 架橋員により相互に連結された非縮合多璟式芳香族基から なる群より選ばれた 4価の基を表わす。 )
[0064] で表わされるテ ト ラカルボン酸二無水物を反応させて得ら れるボリ ア ミ ド酸およびこれを更に脱水璟化して得られる ボリ イ ミ ドである。
[0065] この方法で使用されるジァ ミ ンと しては、 ビス 〔 4- ( 3 - ア ミ ノ フ ヱ ノ キ シ) フ ヱ ニル〕 メ タ ン、 1, 1-ビス 〔 4- ( 3- ア ミ ノ フ ヱノ キシ) フ ヱニル〕 ェタ ン、 1,2-ビス 〔 4- ( 3- ア ミ ノ フ エノ キ シ) フ エ ニル〕 ェタ ン、 2, 2-ビス 〔 4- ( 3- ア ミ ノ フ エ ノ キシ) フ エニル〕 プロ ノ、' ン、 2, 2 -ビス 〔 4- ( 3 -ァ ミ ノ フ ヱノ キシ) フ エニル〕 ブタ ン、 2, 2-ビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フ ヱ ノ キ シ) フ ヱニル〕 -1, 1, 1, 3,3, 3-へキサフ ルォ ロブロ ノヽ 'ン、 4 , 4' 一 ビス ( 3 -ア ミ ノ フ ヱ ノ キ シ) ビフ ェ ニル、 ビス 〔 4- ( -ア ミ ノ フ エノ キシ) フエ ニル〕 ケ ト 'ン、 ビス 〔 4- ( 3-ァ ミ ノ フ ヱノ キ シ) フ エ 二ノレ〕 スルフ ィ ド、 ビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フ ヱノ キシ) フ ヱ ニル〕 スルホキ シ ド、 ビス 〔 4 - ( 3 -ア ミ ノ フ エ ノ キ シ) フ エニ ル〕 スノレホ ン、 ビス 〔 4- ( 3 -ア ミ ノ フ エ ノ キ シ) フ ヱ ニル〕 エ ーテル 等があげられ、 これらは単独あるいは 2種以上混合して用 いられる。
[0066] このような上記式 ( Π ) で表わされるエーテル結合と芳 香族ァ ミ ノ 基を同一分子中に有するエーテルジァ ミ ン類を 使用するボ リ イ ミ ドは知られておらず、 またはそれらのボ リ ィ ミ ドおよびその前駆体のボリ ア ミ ド酸を接着剤として 使用するこ とは全く 知られていない。
[0067] またこの方法で使用されるテ ト ラカルボン酸二無水物と しては、 例えば、 エチ レ ンテ ト ラ カルボン酸二無水物、 シ ク ロペンタ ンカルボン酸二無水物、 ビロ メ リ ッ ト酸ニ無水 物、 3 , 3; 4 , 4' —べンゾフ ヱ ノ ンテ ト ラ カルボ ン酸二無水物、 2,2; 3,3' 一べンゾフ ヱ ノ ンテ ト ラ カルボン酸ニ無水物、 3, 3; 4 , 4' — ビフヱニルテ ト ラカルボン酸二無水物、 2 , 2; 3 , 3' — ビフ ヱ ニルテ ト ラ カルボン酸二無水物、 2, 2— ビス ( 3, 4-ジカルボキシフ ヱニル) プロバン二無水物、 2,2-ビス ( 2, 3-ジカルボキシフ ヱニル) プロパン二無水物、 ビス (3, 4-ジカルボキシフ ヱニル) エーテル二無水物、 ビス ( 3,4- ジカルボキ シフ ヱニル) スルホ ン二無水物、 1 , 1— ビス ( 2, 3-ジカルボキ シフ ヱ ニル) エタ ンニ無水物、 ビス ( 2,3- ジカルボキシフ ヱ ニル) メ タ ン二無水物、 ビス ( 3 , 4 - カ ルボキ シフ ヱニル) タ ン二無水物、 2 , 3 , 6 , 7 -ナフタ レ ン テ ト ラ カ ルボン酸二無水物、 1,4, 5, 8-ナフ タ レ ンチ ト ラ カ ルポン酸ニ無水物、 1,2,5,6-ナフ タ レ ンテ ト ラ カルボ ン酸 二無水物、 i , 2 , 3 , 4 -ベンゼ ンテ ト ラカルボ ン酸二無水物、 3 , 4 , 9, 10— ペ リ レ ンチ ト ラ カルボン酸二無水物、 2,3,6,7- ァ ン ト ラ セ ンテ ト ラ カルボ ン酸二無水物、 し 2, 7, 8 -フ エ ナ ン ト レ ンテ ト ラ カルボン酸二無水物等があげられる。
[0068] これら、 テ ト ラカルボン酸二無水物は単独あるいは 2種 以上混合して用いられる。
[0069] これらの重合体は通常、 エーテルジア ミ ンをテ ト ラカル ボン酸二無水物と有機溶媒中で反応させて製造することが できる。 この反応に用いる有機溶媒としては、 例えば N , N - ジメ チルホルムア ミ ド、 N , N -ジメ チルァセ ト ア ミ ド、 N , N - ジェチルァセ ト ア ミ ド、 N , N -ジメ チルメ ト キ シァセ ト ア ミ ド、 N-メ チルー 2-ビロ リ ド ン、 1 , 3-ジメ チルー 2 -イ ミ ダゾ リ ジノ ン、 N -メ チルカプロ ラ ク タム、 1 , 2-ジメ ト キシエタ ン、 ビス (2-メ ト キ シェチル エーテル、 1,2-ビス ( 2-メ ト キシェ ト キシ) ェタ ン、 ビス { 2- ( 2-メ ト キシェ ト キシ ) ェチル } エーテル、 テ ト ラ ヒ ドロ フ ラ ン、 1,3-ジォキサ ン、 1 , 4-ジォキサン、 ピリ ジ ン、 ビコ リ ン、 ジメ チルスル ホキシ ド、 ジメ チルスルホ ン、 テ ト ラメ チル尿素、 へキサ メ チノレホスホルア ミ ド、 m-ク レゾ一ノレ、 P-ク ロ コ フ エノ ー ル、 ァニソ ールなどが挙げられる。 またこれらの有跺溶剤 は単独でも或いは 2種以上混合して用いても差し支えない, 反応温度は通常 60で以下、 好ま し く は 50'c以下である。 反応圧力は特に限定されず、 常圧で十分実施できる。
[0070] 反応時間は溶剤の種類および反応温度により異なり 、 通 常、 下記式 ( I ) で表わされるボ リ ア ミ ド酸の生成が完了 するに十分な時間反応させる。 通常 4 〜 24時間で十分であ る。
[0071] このような反応により、 下記式 ( 1 ) の繰り返し単位を 有するボリ ア ミ ド酸が得られる。
[0072]
[0073] ( I )
[0074] (式中 Yは直結、 炭素数 1 乃至 10の 2価の炭化水素基、 六 フ ッ素化されたイ ソプロ ピリ デン基、 カルボニル基、 チォ 基、 スノレフ ィ ニル基、 スノレホニル基又はォキ シ ド力、ら成る 群より選ばれた基を表わし、 Zは 0 0
[0075] II II
[0076] n o - c c - o n
[0077] /
[0078] /
[0079] —— il - C C 一 li——
[0080] II II
[0081] 0 0
[0082] を表わし、 Rは炭素数 2以上の脂肪族基、 環式脂肪族基、 単璟式芳香族基、 縮合多璟式芳香族基、 芳香族基が直接又 は架橋員により相互に連結された非縮合多璟式芳香族基か らなる群より選ばれた 4価の基を表わす。 )
[0083] 次いでこのボ リ ァ ミ ド酸溶液を 100〜 400 'C、 好ま し く は i 00〜 300 てに加熱脱水、 あるいは無水酢酸などと処理 して化学的に脱水するこ とにより 、 下記式 ( 【 ) の繰り返 し単位を有する対応するポ リ ィ ミ ドが得られる。
[0084]
[0085] (式中 Yは上記と同様であり、
[0086] Z は 0 0
[0087] II II C C
[0088] / /
[0089] — N R N —
[0090] / /
[0091] C C II II
[0092] 0 0
[0093] を表わし、 Rは上記と同様である。 )
[0094] かく して得られたボリ イ ミ ドが溶媒中に圻出している時 6/00335 一 10—
[0095] は、 ろ別、 洗浄、 乾燥する。 また一部分析出していたり、 溶解している時はそのま 、水、 またはメ タ ノ ールなどのボ リ ィ ミ ドの贫溶媒中に排出し、 必要に応じて洗浄、 精製、 乾燥し粉体のボリ イ ミ ドが得られる。
[0096] また、 生成したボリ ィ ミ ドが重合溶媒に溶解している場 合は、 そのまま、 ボリ イ ミ ド溶液として使用に供すること もできる。
[0097] かく して得られた重合体を接着剤として使用するに際し ては、
[0098] (1)主として上記ボリ ア ミ ド酸を舍有する接着剤溶液とし て使用する場合と、 ''
[0099] (2)主として上記ボリ ィ ミ ドを使用する場合とに大別され る。
[0100] (1)の場合、 主として上記ボリ ア ミ ド酸を舍有する接着剤 溶液とは、 ボリ ア ミ ド酸を有機極性溶媒に'容解した溶液で あり、 有機極性 ' 媒中でエーテルジア ミ ンとテ ト ラカルボ ン酸ニ無水物とを反応させて得られたポリア ミ ド酸を含有 する反応生成液であってもよい。 またボリ ア ミ ド酸を主成 分とし、 これにポリ ア ミ ド酸の環化物であるボリ ィ ミ ドを 舍有するものであってもよい。 したがって、 ボリ ア ミ ド酸 を舍有する接着剤溶液とは、 ボリ イ ミ ドを一部舍有する溶 液または懸濁液であってもよい。
[0101] このようなポリ ア ミ ド酸を舍有する接着剤を使用する場 合は、 貼合わすべき被接着物にボリ ア ミ ド酸接着剤の薄い 層を被着し、 ついで被着した被接着物を空気中で所要時間、 、 220 'c程度に予熱して過剰の溶剤を除去し、 ポリ ア ミ ド酸 接着剤を、 より安定なボリ ィ ミ ドに転化し、 次いで 1〜 1000 kgZcnf の圧力、 50〜 400 での温度で圧着し、 100〜 400 。c の温度でキュアさせると、 被接着物を強固に接着するこ と ができる。
[0102] (2)の場合上記ポリ ィ ミ ドを接着剤として使用するに際し ては、
[0103] (ィ ) 前記ボリ ィ ミ ドを粉休のま 、使用する場合と、 (口) 前記ボリ ィ ミ ドを溶媒に溶解したり、 またはィ ミ ド 化を終ったま ゝ の溶液の形で使用する場合と、 '
[0104] (ハ) 予めボリ ィ ミ ドフ ィ ルムに成形して使用する場合と に大別される。 '
[0105] この場合上記ボリ イ ミ ドが、 上記ボ リ ア ミ ド酸を一部舍 有していても差し支えない。
[0106] (ィ) の場合は、 粉休を被接着物の間に揷入し、 1 〜 1000 kgZcniの圧力、 50〜 400 'cの温度で圧着し、 100 〜 400 。c の温度でキュアさせると、 被接着物質を強固に接着するこ とができる。
[0107] (口) の場合、 貼合すべき被接着物にボ リ ィ ミ ド溶液の薄 い層を形成し、 空気中で所要時間 30〜 200 て程度に予熱し、
[0108] ¾剤を除去し、 これに別の被着物を重ね、 次いで 1 〜 1000 kg cniの圧力、 50〜 400 'cの温度で圧着し、 100 〜 400 。c の温度でキュアさせると、 被接着物を強固に接着するこ と ができる。
[0109] この方法において前記ボリ イ ミ ド舍有溶液を所定量コ ー ティ ングし、 30で〜 200 で程度に加熱して溶剤を除去し、 250 で以上に加熱すると、 脂肪族ハロゲン化炭化水素をは じめフエノ ール、 ク レゾ一ル、 ノヽロ フ エノ ール類、 N , N -ジ メ チルァセ ト ア ミ ド、 N -メ チル - 2—ピロ リ ド ン、 スノレホ ラ ン、 Ν , Ν -ジメ チルホルムア ミ ドなどの有機溶剤に不溶なコ 一ティ ングを行なう ことができる。
[0110] (ハ) の場合ボリ ィ ミ ド舍有溶液より流延法で 20〜 200 -C に加熱することにより ボリ イ ミ ドフ ィ ルムが得られる。 殊 に溶媒と して脂肪族ハ口ゲン化炭化水素を用いるとボイ ド ピンホールのない均一なボリ イ ミ ドフ イ ノレムが得られる。 ボリ イ ミ ドフ ィ ルムを接着剤として用いる場合には、 被接 着物の間に挿入し、 i〜 lOOOkg Z cfllの圧力、 50〜400 'Cの 温度で圧着し、 100 〜400 での温度でキュアさせると被接 着物質を強固に接着することができる。
[0111] 本発明のボリ イ ミ ドはいずれも熱可塑性で、 耐熱性接着 剤と して優れた性質を肓している力;、 特に好ま しいボリ ィ ミ ドとしては次のものが挙げられる。
[0112] その第 i ば式 ( IV )
[0113]
[0114] ( IV ) (式中 R'は炭素数 2以上の脂肪族基、 璟式脂肪族基、 単 :' 璟式芳香族基、 縮合多璟式芳香族基、 芳香族基が直接また は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基か らなる群より選ばれた 4価の基を表わす。 )
[0115] で表される繰り返し単位を有するボ リ イ ミ ドである。
[0116] このポ リ イ ミ ドは、 ジァ ミ ン成分と して 4 , 4' 一ビス ( 3 - ア ミ ノ フ ヱノ キ シ) ジフ ヱニルスルフ ィ ドを用い、 これと 1 種以上のテ ト ラ カルボン酸二無水物とを重合させて得ら れるボリ ア ミ ド酸を、 さ らに脱水環化させて得られる新規 なボ リ ィ ミ ドである。
[0117] このボ リ イ ミ ドは、 4 , 4' —ビス ( 3 -ア ミ ノ フ エ ノ キ シ) ジフヱニルスルフ ィ ドをジア ミ ン成分と して用いることを ' 特县とし、 特に優れた加工性および耐熱接着性を有するボ リ イ ミ ドである。 ちなみに 4 , 4' 一ビス ( 3 -ア ミ ノ フ ヱ ノ キ シ) ジフヱニルスルフ ィ ドにかえてそのア ミ ノ 基の置換位 置異性体である 4 , 4' _ ビス ( 4 -ア ミ ノ フ ヱ ノ キ シ) ジフ エ ニルスルフ ィ ドを用い、 テ ト ラ カ ルボ ン酸二無水物、 た と えばピロメ リ ッ ト酸ニ無水物や 3 , 3: 4, 4' —ベンゾフヱノ ン テ ト ラ カ ルボン酸二無水物とから得られるポ リ イ ミ ドは明 瞭なガラ ス転移温度を持たず、 接着力がほとんどないか、 またはとぼし く 、 加工性にも劣る。
[0118] 本癸明のボリ ィ ミ ドは従来のボ リ ィ ミ ドと同様な耐熱性 を有していながら、 熱可塑性であるため加工性および耐熱 接着性に優れており 、 本発明のポリ イ ミ ドの中のあるもの は、 高耐熱性の溶融成形可能なボリ イ ミ ドである。 さ らに またある種のテ ト ラカルボ ン酸二無水物から得られるボ リ 86/00335
[0119] 14一 ィ ミ ドフ 'イ ルムはほとんど無色であるという優れた特長も 持っている。
[0120] 従って本発明のポリ イ ミ ドは宇宙 · 航空機用基材、 電気 電子部品用基材として、 さ らには耐熱性接着剤として極め て有用なボリ イ ミ ドである。
[0121] このポリ イ ミ ドは次のごとき方法で得られる。
[0122] すなわちまず 4, 4' — ビス ( 3-ア ミ ノ フヱノ キシ) ジフエ ニルスルフ ィ ドとテ ト ラ 力ルポン酸ニ無水物とを有璣溶媒 中で重合させてボリ ア ミ ド酸を得る。
[0123] 本発明においては、 ポリ ィ ミ ドの前駆体であるポリ ァ ミ ド酸の対数粘度は 0. 1 ないし 3 .Qdl / g であるこ とが必要 で、 好ま し く は 0.3 ないし 2 .5d£ / g である。
[0124] こ こに対数粘度は N , N -ジメ チルァセ ト ア ミ を溶媒とし て用い、 ボリ ア ミ ド酸 0.5gを 100m の溶媒に溶解し、 35 -c で測定した値である。
[0125] さ らに得られたポ リ ア ミ ド酸を 100〜 400 'cに加熱脱水 するか、 または通常用いられるィ ミ ド化剤を用いて化学ィ ミ ド化するこ とにより対応するボリ ィ ミ ドが得られる。 その第 2 は式 ( V )
[0126]
[0127] ( V ) 、- f (式中 Rは炭素数 2以上の脂肪族基、 環式脂肪族基、 単 璟式芳香族基、 縮合多環式芳香族基、 芳香族基が直接また は架橋員により相互に連結された非縮合多璟式芳香族基か らなる群より選ばれた 4価の基を表わす。 )
[0128] で表される繰り返し単位を有するボリ イ ミ ドである。
[0129] このボ リ イ ミ ドは、 ジァ ミ ン成分として 4 , 4' — ビス ( 3 - ア ミ ノ フ ヱノ キシ) ビフ ヱ ニルを用い、 これと 1 種以上の テ ト ラカルボン酸ニ無水物とを重合させて得られるボリ ァ ミ ド酸を、 さ らに脱水環化させて得られる新規なボリ イ ミ ドである。 '
[0130] こ のボ リ イ ミ ドは、 4 , 4' — ビス ( 3 -ア ミ ノ フ ヱ ノ キシ) ビフ ヱ二ルをジア ミ ン成分と して用いるこ とを特 ¾と し、 特に優れた加工性および耐熱接着性を有するボリ イ ミ ドで ある。 ちなみに 4 , 4' 一ビス ( 3 -ァ ミ ノ フ ノ キシ) ビフ ユ ニルにかえてそのア ミ ノ 基の置換位置異性体である 4 , 4' - ビス ( 4 -ア ミ ノ フ エ ノ キ シ) ビフ ヱ ニルを用い、 テ ト ラ 力 ルボン酸二無水物、 たとえばビロメ リ ッ ト酸ニ無水物や 3, 3: 4 , 4' —ベンゾフ エノ ンテ ト ラ カ ルボ ン酸二無水物とから 得られるボリ ィ ミ ドは明瞭なガラス転移温度を待たず、 接 着力がほとんどないか、 またはとぼし く 、 加工性にも劣る < 本発明のボ リ ィ ミ ドは従来のボリ ィ ミ ドと同様な耐熱性 を有していながら、 熱可塑性であるため加工性および耐熱 接着性に優れており、 本発明のボリ イ ミ ドの中のあるもの は、 高耐熱性の'容融成形可能なポ リ ィ ミ ドである。
[0131] さ らにこのボ リ イ ミ ドは低吸水性であり、 透明性が良好 で、 前記の優れた加工性と考え合わせると、 宇宙 · 航空璣 用基材、 電気電子部品用基材として、 さ らには耐熱性接着 剤として極めて有用なボリ イ ミ ドである。
[0132] このボリ イ ミ ドは次のごとき方法で得られる。
[0133] すなわちまず 4 , 4' -— ビス ( 3 -ア ミ ノ フ エ ノ キシ) ビフ エ 二ルとテ ト ラカルボン酸二無水物とを有機溶媒中で重合さ せてボリ ア ミ ド酸を得る。
[0134] 本発明においては、 ボリ ィ ミ ドの前駆体であるボリ ァ ミ ド酸の対数粘度は 0 . 1 ないし 4 . 0<i£ Z g であるこ とが必要 で、 好ま し く は 0 . 3 ないし 2 . 5^ / g である。
[0135] さ らに得られたボリ ア ミ ド酸を 100〜 400 'cに加熱脱水 するか、 または通常用いられるィ ミ ド化剤を用いて化学ィ' ミ ド化することにより対応するポ リ ィ ミ ドが得られる。 その第 3 は下式 ( VI )
[0136]
[0137] ( VI ) で表される繰り返し単位を有するボ リ イ ミ ドも好ま しいボ リ ィ ミ ドである。
[0138] このボ リ ィ ミ ドは、 ジァ ミ ン成分として 4 , 4 ' — ビス ( 3 - ア ミ ノ フ エノ キ シ) ビフ エ 二ルを、 またテ ト ラ カルボン酸 、' 二無水物成分として無水ビ口メ リ ッ ト酸を用い、 これらを 重合させて得られるポリ ア ミ ド酸を、 さ らに脱水環化させ て得られる新規なボリ ィ ミ ドである。
[0139] かつまたこのボリ ィ ミ ドは、 従来のボリ ィ ミ ドと同様な 耐熱性を有していながら、 しかも熱可塑性であるという特 色を有し、 そのために溶融成形可能な、 加工性に優れた高 耐熱性ボリ イ ミ ドである。
[0140] さ らにまたこのボリ ィ ミ ドは、 低吸水性で、 かつ耐溶剤 性、 耐アルカ リ性に優れ、 しかも可撓性にも優れたボリ ィ ミ ドである。
[0141] . したがって本発明のボリ ィ ミ ドは宇宙 . 航空機用基材、 電気電子部品用基材.と して極めて有用なボリ ィ ミ ドである , 本発明のボリ ィ ミ ドは次のごとき方法で得られる。
[0142] すなわちまず 4 , 4' 一ビス ( 3 -ア ミ ノ フ エ ノ キシ) ビフ エ ニルと無水ピロメ リ ッ ト酸とを有機 ' 媒中で重合させてボ リ ァ ミ ド酸を得る。
[0143] 本発明においては、 ボリ ィ ミ ドの前駆 ί本であるボリ ァ ミ ド酸の対数粘度は 0 . 1 ないし 4 . 0^ / g であるこ とが必要 で、 好ま し く は 0 . 3 ないし 2 . 5d£ g である。
[0144] さ らに得られたボリ ァ ミ ド酸を 100〜 400 'Cに加熱して ィ ミ ド化するか、 または無水酢酸などのィ ミ ド化剤を用い て化学ィ ミ ド化するこ とにより対応するボ リ ィ ミ ドが得ら れる。
[0145] また、 4, 4' 一ビス ( 3 -ア ミ ノ フ ヱ ノ キシ) ビフ エ ニルと 無水ビロメ リ ッ 卜酸とを有機' 容媒中に懸濁または溶解させ た後加熱し、 ポリ ィ ミ ドの前駆体であるボリ ァ ミ ド酸の生 成と脱水ィ ミ ド化とを同時に行なう こ とにより上記式 ( I ) の繰り返し単位を有するボリ イ ミ ドを得るこ とも可能で ある。
[0146] その第 4 は式 ( VII )
[0147]
[0148] ( II)
[0149] で衷される繰り返し単位を有するポ リ イ ミ ドである。
[0150] このポ リ ィ ミ ドは次のよう にして得られる。
[0151] すなわちジァ ミ ン成分と して 2, 2-ビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フ ヱノ キシ) フヱニル〕 プロパンを使用し、 これと 3,3: 4,4' - べンゾフ ヱノ ンテ ト ラ カルボン酸二無水物とを反応させ て式 ( I ) で表される繰り返し単位を有するボ リ ア ミ ド酸 を得、 そのボ リ ア ミ ド酸を脱水環化して得られる。
[0152] なおこのボリ ィ ミ ドの大きな特县は、 脂肪族ハ口ゲン化 炭化水素に溶解するこ とである。
[0153] 本発明にかかわる 2, 2-ビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フ ヱ ノ キシ) フ エ ニル〕 プロパ ンについては、 特開昭 59— 170, 122 に、 m — ク ロ ロ ニ ト ロ ベンゼンと 2,2 — ビス ( 4 -ヒ ド ロ キシフ ヱニル) プロパン との反応により ジニ ト ロ化合物を得、 つ づぃてこれを還元してできると、 簡単に記述されているが 融点等、 構造を認める物性については全く 記載はない。 、:' 一方また、 2, 2-ビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フ エノ キシ) フ エ二 ゾレ 〕 プロパンおよび 3, 3; 4 , 4' 一べンゾフ ヱノ ンテ ト ラ カル ボン酸ニ無水物をジァ ミ ン成分およびテ ト ラ カルボン酸二 無水物成分の一つとして挙げた有機溶媒可溶性のボ リ イ ミ ド樹脂が、 フ レキシブル印刷回路用基板の接着剤と して有 用であるとの報告がなされている。 (特開昭 58- 157, 190 ) 。 しかしこの方法でも 2, 2-ビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フヱノ キ シ) フ ヱ ニル〕 プロパンは、 多数のジア ミ ン成分の一種類 と して関示されているに過ぎず、 またこのジァ ミ ンを用い たボ リ ァ ミ ド酸またはポ'リ イ ミ ドについても全く 記載され ていない。 また、 同報告では得られるボリ ィ ミ ド樹脂は有 機容媒に溶解するこ とを特徴としてあげているが、 引例さ れている有機溶媒はフ ヱ ノ ノレ、 ク レゾール、 ノヽ ロ フ ヱ ノ ー ル類、 ニ ト ロベンゼ ン、 スノレホ ラ ン、 N -メ チル一 2 -ピロ リ ドン、 N , M -ジメ チルァセ トア ミ ドなどの比較的高沸点の 媒である。
[0154] 本発明の 2,2-ビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フ エ ノ キ シ) フ エ ニル 〕 プロバンと 3 , 3; 4 , 4' — べンゾフ ヱ ノ ンテ ト ラ 力ノレボン酸 二無水物を反応させてボ リ ア ミ ド酸とし、 それを脱水 ίΐ化 して得られる、 対数粘度が 0.05ない し 1.5 ノ gであるボ リ ィ ミ ドは、 萵ぃ耐熱性と強力な接着力を有し、 しかも脂 肪族ハ口ゲン化炭化水素に可溶であるため作業性良く 接着 剤と して使用できる。
[0155] 本発明の方法では優れた接着性を得るためには、 ボリ ィ ミ ドの対数粘度は 0.05ないし 1.5 di/'gが必要であって、 0 . 05以下では接着力が劣、り、 また 1 . 5 以上では製造が困難 な上に接着力も低下する。
[0156] 本発明のボリ ィ ミ ドを接着剤と して使用するときは、 ボ リ ィ ミ ド粉末をそのまま用いるこ とも、 また重合ィ ミ ド化 溶媒に溶解したま 、用いるこ ともできるが、 脂肪族のハロ ゲン化炭化水素に溶解して用いるこ とは特に好ま しい方法 である。
[0157] 流延法により フ ィ ルムを製造し、 または金属などの表面 に被着層を作り 、 さ らにそれらを用いて接着を行うに際し、 本発明のポ リ イ ミ ドを脂肪族ハロゲン化炭化水素やその他 の有機溶媒に溶解して用いる時は、 ボリ ア ミ ド酸の有 溶 媒瑢液を用いる時のよう な脱水環化工程を舍 、ないために、 発泡によるボイ ドの発生やフ ィ ルムの不均一化が起らず、 そのため強い接着力が得られる。
[0158] また、 '容剤に脂肪族ハ口ゲン化炭化水素を用いると沸点 が比較的低く 、 '容剤の攆散も低温で行なえ、 複雑な昇温ェ 程を必要と しないなど作業性が良好である上に、 一般に電 線ヮニスや金属被着膜用溶剤として用いられているク レゾ —ル、 ノヽロフヱノ ール類に比して毒性も低く ワニスとして 使用するときなどに環境問題の面からも有利である。
[0159] 一方、 こ のボリ イ ミ ド含有脂肪族ハロゲン炭化水素溶液 から流延法により作ったフ ィ ルムを 250 で以上でキュア一 したものや、 このポリ イ ミ ドの前駆体であるボリ ァ ミ ド酸 の有機溶媒^液から加熱脱溶媒ィ ミ ド化して得られるボ リ ィ ミ'ドフ ィ ルムは、 脂肪族ハロゲン化炭化水素をはじめ、 、:' ク レゾール、 ノヽ ロ フ エノ ール類、 N, N-ジメ チルァセ ト ア ミ ド、 N-メ チノレ - 2— ビロ リ ド ン、 スルホ ラ ン、 N , N-ジメ チル ホルムア ミ ドなどの有機溶媒には溶解せず、 その耐薬品性 が極めて優れていることも特徴となる。
[0160] 殊に前者のように脂肪族ハロゲン化炭化水素に溶解して 使用すればその取り扱いが容易で、 しかもキュア一後には 有 ^溶媒に不溶で安定であるという特徴を持つ。
[0161] また本発明ではジァ ミ ン成分として 2, 2-ビス 〔 4- ( 3-ァ ミ ノ フエノ キシ) フヱニル〕 プロバンを用いる力 、 ちなみ にァ ミ ノ基の置換異性体である 2, 2-ビス 〔 4- ( 4-ア ミ ノ フ ヱ ノ キ シ) フ ヱ ニル〕 プロパンと 3 , 3; 4 ,あり、 その接着力 は極端に低下するのに対して、 本発明のボリ ィ ミ ドは優れ たハ口ゲン化炭化水素溶解性と耐熱性接着性を有している t 〔発明を実施するための最良の形態〕
[0162] 本発明を実施例、 比較例および合成例により 具体的に説 明する。
[0163] 合成例 - 1
[0164] 3 ガラス製反応容器に 4,4' -ジヒ ドロキシジフエ二ル スノレフ イ ド 218g ( 1モル) 、 m — ジニ ト ロ ベ ンゼン 403 g ( 2.4モル) 、 炭酸カ リ ウ ム 331 g ( 2.4モル) および
[0165] N, N-ジメ チルホルムア ミ ド 2.5 を装入し、 145 〜 150 'c で 20時間反応させた。 反応終了後、 冷却、 ろ過し、 ろ液よ り 容媒を減圧留去した。 65'cに冷却した後、 メ タノ ール 80 0m £ を装入して 1 時間かきまぜた。 得られた結晶をろ別し、 メ タ ノ ールで洗浄した後、 乾燥して 4,4' — ビス ( 3-ニ ト ロ フ エノ キシ) ジフエニルスルフ ィ ドの結晶 429g (収率 92 .3¾ ) を得た。 ついで、 この粗製品 428g ( 0.93モル) を 3 ガラス製反応容器に入れ、 活性炭 22.6g、 三塩化鉄六 水和物 0.9g およびメ チルセ口ソルブ 1.5 を装入して、 還流下で 30分間かきまぜた。 ついで 110 〜 115 でで ヒ ド ラ ジ ン水和物 155.2g ( 3. 1モル) を 2時間かけて滴下した後、 さらに還流下に 3.5時間かきまぜた。 冷却後、 触媒をろ別 し、 溶液を減圧譏縮し、 次いで 35%塩酸 205m と水 1120 m ΰ.およびィ ソブロ ピルアルコール 480m を加え、 加熱溶解 した後、 活性炭 20gを装'入し、 熱ろ過した。 次いで食塩 112 g を加えて冷却し、 圻出した塩酸塩の結晶をろ別した。 得 られた結晶を常法によりア ンモニア水で中和し、 目的とす る 4 , 4' 一- ビス ( 3 -ア ミ ノ フエ ノ キ シ) ジフ ヱ ニルスルフ ィ ドを得た。 収量 265g (収率 66% ) 。
[0166] 無色結晶 m p . 112. 〜 113.4。C ( corr. )
[0167] ^ 度 99.9%以上
[0168] C II N S 元素分析 計算値 (%) * 71.97 5.03 7.00 8.01
[0169] 分折値 (%) 71.90 4.54 6.92 7.72
[0170] * \zo N 2 O 2 S として
[0171] M S ( F D ) : 400 ( M+ )
[0172] I R ( K B r . cm -1 ) : 3390と 3300 ( N Π 2 基) 、 、:' 1220 (ェ一テル結合)
[0173] 合成例 - 2
[0174] 3 ガラス製反応容器に 4,4' -ジヒ ドロキシビフヱ二ル 186g ( 1.0モル) 、 m— ジニ ト ロベンゼン 438g ( 2.6 モル) 、 炭酸カ リ ウム 363g および Ν, Ν-ジメ チルホルムァ ミ ド 20001 ^ を装入し 145 〜 150 でで 16時間反応させる。 反応終了後、 冷却、 無機塩をろ別し、 次にろ液の溶剤を減 圧蒸留により留去したのち 65'cに冷却し、 メ タノ ール 2000 m£ を装入し 1 時間かきまぜる。 結晶をろ別、 水洗、 メ タ ノ ール洗浄、 乾燥して 4,4' 一 ビス ( 3-ニ ト ロ フ エノ キ シ) ビフ ニルの茶褐色結晶を得た。 収量 426g (収率 99.5% ) 。 ついで、 1 のガラ ス製密閉容器に、 得られた粗 4,4' 一 ビス ( 3-ニ ト ロ フ ヱノ キシ) ビフ ヱニル 100g ( 0.23モル ) を 5 % PdZ C (日本エ ンゲルハル ト社製) i g 、 メ チル セ ロ ソ ルブ 350m とともに装入した。 60〜 65'cで激し く か きまぜながら水素を導入すると 8 時間でそれ以上水素を吸 収しな く なり反応"^完了した。 冷却後、 ろ過して触媒を除 去し、 これを水 500m£ に排出し、 結晶をろ別する。 これに 35%塩酸 48g と 50%イ ソプロパノ ール 540m を加えて加熱 ¾解し、 放冷すると 4 —ビス ( 3-ア ミ ノ フヱノ キシ) ビ フエニルの塩酸塩が圻出した。 これをろ過後、 50%イ ソプ ロバノ ―ル 540m £ を加えて加熱溶解し、 活性炭 5 gを加え てろ過後、 ア ンモニア水で中和し、 結晶をろ別、 水洗、 乾 燥して 4 , 4' —ビス ( 3-ア ミ ノ フヱノ キシ) ビフエ二ルを得 た。 収量 72.0g (収率 85%) 、 無色結晶、 融点 144〜 146 、-' 'c、 純度 99.6% (高速液体ク ロマ ト グラ フ ィ ーによる) 。 元 素 分 圻 ( C:^ ¾∑0 N 2 02 )
[0175] C H N 計算値 (%) 78.26 5.43 7.61
[0176] 分析値 (%) 78.56 5.21 7.66
[0177] M S : 368 ( M+ ) 、 340 、 184
[0178] I R ( K B r 、 cm-リ : 3400と 3310 ( N H 2 基) 、
[0179] 1240 (エーテル結合)
[0180] 合成例― 3
[0181] 2 , 2-ビス 〔 4 - ( 3 -ア ミ ノ フ エ ノ キ シ) フ ヱ ニル〕 プロバ ンの合成は次の如く 行った。
[0182] 2,000 m ガラス製容器に 2 , 2-ビス 〔 4 -ヒ ド キ シフ ヱ ニル) プロバ ン 85.6 g ( 0.38モル) 、 m-ジニ ト ロ ベ ンゼン 151.2 g ( 0.9 モル) 、 炭酸力 リ ゥ ム 124.6 gおよび M,N- ジメ チルホルムア ミ ド 660 m £を装入し、 145 〜 150 てで 10時間反応させる。 反応終了後冷却、 固形物をろ過し、 次 いでろ液から' 剂を減圧蒸留により留去したのち 65'cに冷
[0183] £11しメ タノ ール 450 m を装入し、 1.0 時間かきまぜまる , 結晶をろ別し、 水洗、 メ タノ ール洗'净、 乾燥して 2 , 2-ビス 〔 4- ( 3-ニ ト ロ フ ヱノ キ シ) フ エニル〕 プロパ ンの黄褐色 結晶を得た。 収量 164.8 g (収率 93.5%) 。 粗結晶をメ チ : ルセ ロ ソ ルブにより再結晶を行ない純品を得た。 淡黄色 プリ ズム晶 mD 111 〜 113 -C
[0184] C H N 元素分折 計算値 (%) 68.93 4.71 5.96
[0185] 分析値 (%) 69.05 4.65 5.94
[0186] * ) CiT H 22 N 2 0 β
[0187] M S : 470 ( M+ ) 、 455 ( M - CH3 )ナ
[0188] I R ( K B r . cm "I ) : 1520と 1340 ( N02 基)
[0189] 1240 (エーテル結合)
[0190] 1,000 ηιβガラ ス製密閉容器に、 粗 2, 2-ビス 〔4- (3-二 フ ヱ ノ キ シ) フ ヱ ニル〕 プ ' ン 100 g (0.21モル) を Γ) %? ά/ C 5.0 g、 メ チルセ 口 ソルブ 300 m と共に装 入する。 60〜 65'cで激し く かきまぜながら水素を導入する c 8時間で吸収が止り 、 反応が終了した。
[0191] 冷却後ろ過して触媒を除去し、 メ チルセ口ソルブ i 50 m を留去する。 20%塩酸 270 gを加え、 更に食塩 30 gを加 え、 かきまぜながら 20〜 25'cに冷却すると結晶が析出する。 これをろ別し、 30%ィ ソプロパノ ール中でア ンモニア水に より 中和すると結晶が析出する。 これをろ過、 水洗、 乾燥 した後、 ベ ンゼンと n-へキサンの混合溶媒より再結晶して 2 , 2 -ビス 〔 4 - ( 3 -ア ミ ノ フ エ ノ キ シ) フ ヱ ニル〕 ブ 、'ン を得た。 収量 69.2 g (収率 80%) 。
[0192] 無色結晶 mp. 106 〜 108 て
[0193] 純度 99.5% (高速液体ク ロ マ ト グラ フ ィ ー による)
[0194] C H N 元素分折 計算値 (%) 79.02 6.34 6.83
[0195] 分圻値 (%) 79.21 6.40 6.71
[0196] Μ S ': 410 ( Μ+ ) 395 ( M - CH3 ) +
[0197] I R ( K Br. cm-リ : 3460と 3370 ( NH2 基)
[0198] 1220 (ェ一テル結合)
[0199] 実施例 - 1
[0200] かきまぜ機、 還流冷却器および窒素導入管を備えた容器 に、 4, 4' — ビス ( 3 -ア ミ ノ フ エ ノ キ シ) ジフ ヱ ニルスノレフ ィ ド 40g ( 0. i モノレ) と、 N , N -ジメ チルァセ トア ミ ド i 84. 5gを装入し、 室温で窒素雰囲気下に、 ピロメ リ ッ ト酸ニ無 水物 2し 5g ( 0.0986モル) を ¾液温度の上昇に注意しなが ら分割して加え室温で約 22時間かきまぜお。 かく して得ら れたボリ ア ミ ド酸の対数粘度は 1.4 / g であった。
[0201] このボ リ ァ ミ ド酸の溶液を ト リ ク ロ ロエチレン洗浄した 冷間圧延綱板 (JIS G3141, SPCC/ SD, 25 100 1.6 mm , 以下同様。 ) に塗布し、 100 'Cで 1時間、 220 で 1 時間 乾燥加熱した後、 他の冷間圧延綱板を重ねて 320て、 2Q g /cm2 で 5分間加圧して圧着した。 塗布した接着剤の厚み は 35ミ ク ロ ンであった。
[0202] このものの引張せん断接着強さは室温で 370kgZon2 で 、-! あり、 これをさ らに 240'cの高温下で測定したところ 230 kg/cm2 であった (測定方法は JIS-K6848 および 6850に拠 る。 以下同様。 ) 。
[0203] また上記ボリ ア ミ ド酸溶液の一部を取り、 ガラス板上に キャ ス ト した後、 100 'c 、 200 'C、 300 でで各々 1 時間加 熱して淡黄色透明、 フ ィ ルム厚 35 のボリ イ ミ ドフ ィ ルム を得た。 このポリ ィ ミ ドフ ィ ルムの引張強さは 13.5kg/ mm2 引張り伸び率は 42%であった。 (测定方法は、 ともに AST M D-882 に拠る。 以下同様。 ) またこのボリ イ ミ ドフ ィ ル ムのガラ ス 移温度は 225。c ( T M A針入法で測定。 以下 同様。 ) 、 空気中での 5 %重量減少温度は 542で ( DTA-TG で測定。 以下同様。 ) であった。 さ らにこのポリ イ ミ ドフ イ ルムを 130てに予備加熱した冷間圧延鋼板間に挿入し、 320で、 20kff ZCm 2 で 5 分間加圧圧着させた。 このものの 室温での I張せん断接着強さは 350kgZcm2 であり、 これ をさ らに 240'Cの高温下で測定したとこ ろ 212kgノ n 2 で あった。
[0204] また上記ボ リ ァ ミ ド酸溶液を電解銅箔上にキヤ ス 卜 した 後、 100 'c 、 200 'c 、 300 'cで各々 1 時間加熱してフ レキ シブル銅張 路基板を得た。 コ ーティ ング膜の膜厚は約 35 ( "であった。 この銅張回路基板の銅箔引き剝し強さは 90 · ピール強度試験で 2.6 ノ011であった。 また 300でで 180 秒はんだ浴に浸潢しても膨れなどは全ぐ生じなかった。 比較例 - 1
[0205] 実施例一 1 において 4,4' — ビス ( 3-ア ミ ノ フ ヱノ キ シ) ジフエニルスルフ ィ ドのかわり に 4, 4' 一 ビス ( 4 -ア ミ ノ フ ヱノ キシ) ジフ ヱニルスルフ ィ ドを用いた以外は実施例一 1 と同様に重合を行なった。 力、く して得られたボリ ア ミ ド 酸の対数粘度は 1.6 Z g であった。
[0206] このボリ ァ ミ ド酸溶液を実施例 - 1 と同様に冷間圧延鋼 板に塗布し、 100 で、 220 'cで各 1時間乾燥した後、 冷間 圧延綱板を重ねて 320' (:、 20k /cm 2 で 5分間加圧して圧 着した。 塗布した接着剤の厚みは 35 ^であった。 このもの の引張せん断接着強さは室温で 20kg/Cm2 であり、 これを さ らに 240ての高温下で測定したところ i 5kgノ cm 2 と劣つ た ものであった。
[0207] またこのボリ ァ ミ ド酸溶液の一部を取り、 ガラス板上に キャ ス ト した後、 100 'c、 200 で 、 300 で各々 1 時間加 熱してボ リ ィ ミ ドフ イ ノレムを得た。 このボ リ ィ ミ ドフ ィ ル ムの引張強度は 10.2kgZ mm2 、 引張り伸び率は 10%であつ た。 またこのボリ ィ ミ ドフ イ ノレムは T M A針入法でガラス $云移温度を測定したところ明瞭なガラス転移温度を示さな かった。 また空気中での 5 %重量減少温度は 521てであつ た。 またこ のボリ イ ミ ドフ ィ ルムを用いて実施例一 1 と同 様な方法で冷間圧延綱板を圧着し、 室温で引張せん断接着 強さを測定したところ 20 kg/ cm 2 と劣ったものであった。 実施例 - 2
[0208] かきまぜ機、 還流冷却器および窒素導入管を備えた容器 に、 実施例— 1 で得られたポリ ア ミ ド酸溶液 150gと N, N-ジ メ チルァセ トア ミ ド 225gを装入し、 かきまぜながら窒素雰 、:' 囲気下に、 室温で 24.8g ( 0.24 モル) の無水酢酸および 9.05g ( 0.09モル) の ト リ ェチルア ミ ンを滴下し 3時間か きまぜた。 この溶液を水 400gに排出し、 圻出物をろ別し、 メ タノ ールで洗浄し、 150 でで 8時間減圧乾燥して、 34g の淡黄色のボリ イ ミ ド粉末を得た (収率 96.3%) 。 このボ リ ィ ミ ド粉末の対数粘度は 0.72 g であった。 またこの 粉末の DSC測定によるガラス転移温度は 215。c、 5 %熱分 解温度は 540'cであった。
[0209] こ 、 に得られたポ リ ィ ミ ド粉の赤外吸収スぺク トル図を 第 1 図に示す。 '
[0210] このスぺク トル図では、 ィ ミ ドの特性吸収帯である 1780 cm 付近と 1720cm 付近、 およ *びヱ一テル結合の特性吸収 带である 1240cm-1付近の吸収が顕著に認められた。
[0211] また本実施例で得られた粉末を用いフ ローテスタ ー (島 ^製作所製、 CFT-500 ) で' 容融粘度の測定を行った。 オ リ フ ィ スは直 ί圣 0. km. 县さ 1 cmである。 温度を変化させて 得られたせん断速度と溶融粘度の関係を第 2図に示す。 得 られたス トラ ン ドは淡黄色透明で非常に可撓性に富むもの であった。
[0212] またこのポ リ イ ミ ド粉末を 130'cに予備加熱した冷間圧 延綱板間に挿入し、 320 'c、 20kg /cm 2 で 5分間加圧圧着 させた。 このものの室温での引張せん断接着強さは 360kg / cm 2 であり、 これをさ らに 240。cの高温下で測定したと ころ 210kg Z cm 2 であった。
[0213] 実施例一 3 実施例 - 1 と同様な反応装置に 4,4' - ビス ( 3-ァミ ノ フ エノ キシ) ジフ ヱ ニルスノレフ イ ド 40g ( 0.1 モル) と、 N, N-ジメ チルァセ トァ ミ ド 214.8gを装入し、 室温で窒素雰囲 気下に、 3, 3: 4 , 4' —ベンゾフ ヱノ ンテ ト ラ カルボン酸二無 水物 31.6g ( 0.098 モル) を乾燥固休のま ゝ、 溶液温度の 上昇に注意しながら少量づっ加え、 室温で 23時間かきまぜ た。 かく して得られたボ リ ァ ミ ド酸の対数粘度は 1.2^ g であった。
[0214] このポリ ァ ミ ド酸溶液を実施例 - 1 と同様の操作で冷間 圧延鋼板に塗布、 乾燥し、 重ね合せ 320で、 20kg / cm 2 の 圧力で 5分間加圧して圧着させた。 接着層の厚みは 35 で あった。 このものの引張せん断接着強さは室温で 340kgノ cm 2 であり、 240 で の高溫下では 2 i 0kgノ era 2 であった。
[0215] また上記ボ リ ァ ミ ド酸溶液の一部を取り 、 ガラ ス板上に キャス ト した後、 100 'c 、 200 、 00 'c で各々 i 時間加 熱して淡黄色透明、 35 の厚さのボリ イ ミ ドフ ィ ルムを得 た。 このポ リ ィ ミ ドフ ィ ルムの引張強度は 14.0kg/ 2 、 引張-り伸び率は 10%であった。 またこのポリ ィ ミ ドフ ィ ル ムのガラス fe移温度は 210で、 空気中での 5 %重量減少温 度は 530 であった。 さ らにこのポリ イ ミ ドフ イ ノレムを 1 30'cに予備加熱した冷間圧延鋼板間に渖入し、 320 で、 20 kg era 2 で 5分間加圧圧着させた。 このものの室温での引 張せん断接着強さは 340¼ / η 2 であり、 これをさ らに 2 40での高温下で測定したところ 205kgノ n 2 であった。 比較例 - 2 実施例— 3 における 4,4' — ビス ( 3-ア ミ ノ フエノ キシ) ジフヱニルスルフ ィ ドのかわり に 4,4'一ビス ( 4-ァ ミ ノ フ ヱノ キシ) ジフヱ ニルスルフ ィ ドを用いた以外は実施例— 3 と同様に重合を行なった。 かく して得られたポリ ア ミ ド 酸の対数粘度は 0.84 ノ g であった。
[0216] このボリ ァ ミ ド酸溶液を実施例 - 1 と同様の操作で冷間 圧延鋼板に塗布、 乾燥し、 重ね合せ 320で、 20kg /cm 2 で 5分間加圧圧着した。 このものの引張せん断接着強さは室 温で 160kff Zcm2 であり、 これをさ らに 240ての髙温下で 測定したところ lOOkg/cm2 であった。
[0217] また上記ボリ ア ミ ド酸溶液の-一部を取り、 ガラス板上に キ ャ ス ト した後、 100 'c 、 200 'c 、 300 で で各々 1 時間加 熱して淡黄色^明な 35 の厚さのポ リ イ ミ ドフ ィ ルムを得 た。 このボ リ ィ ミ ドフ ィ ルムは明瞭なガラ ス転移温度を示 さず、 また空気中での 5 %重量減少温度は 530'cであった またこ のホ' リ ィ ミ ドフ ィ ルムの引張強度は 13.0kg/ mm2 、 引張り伸び率は 10%であった。 さ らにこのポリ イ ミ ドフ ィ ルムを用いて実施例 - 1 と同様な方法で冷間圧延鋼板を圧 着し、 室温で引張せん断接着強さを測定したところ 150kg αι ^ であり 、 これをさ らに 240。Cの高温下で測定したと ころ 100 kg on 2 と劣ったものであった。
[0218] 実施例 - 4
[0219] 実施例 - 1 と同様な反応装置に 4,4' ― ビス ( 3-ァ ミ ノ フ エ ノ キ シ) ジフ エニルスノレフ ィ ド 40g ( 0.1モル) と、 N, N-ジメ チルァセ トア ミ ド 184.5gを装入し、 室温で窒素雰囲 気下に、 3 , 3; 4, 4' — ジフ ヱニルエーテルテ ト ラカルボン酸 二無水物 36.3g ( 0.0986モル) を溶液温度の上昇に注意し ながら分割して加え、 室温で約 22時間かきまぜた。 かく し て得られたポリ ァ ミ ド酸の対数粘度は 1.1ώノ g であった c このポリ ア ミ ド酸溶液の一部を取り、 ガラス板上にキヤ ス ト した後、 100 'c、 200 . 300 でで各々 1 時間加熱し て厚味約 50/ の無色透明のボ リ イ ミ ドフ ィ ルムを得た。 こ のボリ イ ミ ドフ ィ ルムの光線透過率は 88%、 ヘイ ズは 0.69 %であった。 (測定方法は共に ASTM D- 1003に拠る。 ) ま たこのボ リ イ ミ ドフ ィ ル のガラ ス転移温度は 174'c、 空 気中での 5 %重量減少'温度は 521°cであった。
[0220] さ らにこのボリ イ ミ ドフ イ ノレムを 130。Cに予備加熱した 冷間圧延鋼板間に揷入し、 250 'c 、 20k / cm 2 で 5分間加 圧圧着させたものの室温での引張せん断接着強さは 320kg / cm であ っ た。
[0221] 実施例— 5
[0222] かきまぜ跺、 還流冷却器および窒素導入管を備えた容器 に、 4,4' 一 ビス ( 3-ア ミ ノ フ ヱノ キ シ) ビフ ヱ ニル 36.8g ( 0. 1 モル) と、 N , N -ジメ チルァセ ト ア ミ ド 175.8gを装入 し、 室温で窒素雰囲気下に、 ピロメ リ ッ ト酸ニ無水物 21. 8g ( 0. 1 モル) を ¾液温度の上昇に注意しながら分割して 加え室温で約 20時間かきまぜた。 かぐして得られたボ リ ァ ミ ド酸の対数粘度は 2.47 g であった。 このボリ ァ ミ ド 酸溶液の一部を取り 、 ガラス板上にキャス ト した後、 100 で、 200 で 、 300 °cで各々 1 時間加熱して淡黄色透明、 フ イ ノレム厚 35 のポリ イ ミ ドフ ィ ルムを得た。 このポリ ィ ミ ドフ ィ ルムの引張強さは 14.8kgZ mm2 、 引張り伸び率は 70 %であった。 (測定方法は、 ともに ASTM D-882 に拠る。 以下同様。 ) またこのボ リ イ ミ ドフ ィ ルムのガラ ス転移温 度は 271'c ( T M A針入法で測定。 以下同様'。 ) 、 空気中 での 5 %重量減少温度は 545'cであった。 さ らにこ のボリ イ ミ ドフ ィ ルムを 130でに予備加熱した冷間圧延鋼板間に 揷入し、 340で、 20kg /cm 2 で 5分間加圧圧着させた。 こ のものの室温での引張せん断接着強さは SlOkgZcm2 であ り、 これをさ らに 240'cの高温下で測定したと こ ろ 205kg
[0223] /cm であった。 またこのフ ィ ルムを 23.5°c下において 24 時間水に浸 mした際の吸水率は 0.52%であった。 (測定方 法は ASTM D-570-63 に拠る。 )
[0224] さ らにまたこのフ ィ ルムを 70でに加熱した 30重量%力セ イ ソーダ水 ¾液に ¾せき したが全く 変化しなかった。
[0225] また上記ボ リ ァ ミ ド酸溶液を電解銅箔上にキャス ト した 後、 100 ' (:、 200 'c、 350 'cで各々 1 時間加熱してフ レキ シブル銅張回路基板を得た。 コ —ティ ング膜の膜厚-は約 35 であ った。 この銅張回路基板の銅箔引き剥し強さは 90 · ビール強度試験で S.SkgZcmであった。 また 300Ϊで 180 秒はんだ浴に漫-瀆しても膨れなどは全く 生じなかった。
[0226] また上記ポリ ァ ミ ド酸' 容液 150gに、 N , N -ジメ チルァセ ト ア ミ ド 337.5gを加え、 かきまぜながら窒素雰囲気下に、 70 で まで加熱した後 26. ig ( 0.26モル) の無水酢酸および 9 .05g ( 0.09モル) の ト リ エチルァ ミ ンを滴下したところ、 5 一 34—
[0227] 滴下終了後約 10分間で黄色のボリ イ ミ ド粉が析出しはじめ るが、 さ らに加熱下で 2時間かきまぜた後熱ろ過してボリ ィ ミ ド粉を得た。 このボリ イ ミ ド粉をメ タノ ールで洗浄し た後 150'cで 5時間減圧乾燥して 34.5g (収率 98%) のポ リ イ ミ ド粉を得た。 このボリ ィ ミ ド粉の X線分折を行なつ たところ 21%の結晶化度を有していた。
[0228] またこのボリ ィ ミ ド粉の赤外吸収スぺク トル図を第 3 図 に示す。 このスぺク トル図では、 ィ ミ ドの特性吸収帯であ る Π80αη-ι付近と 1720cm -1付近、 およびェ一テル結合の特 性吸収帯である 12400η-1付近の吸収が顕著に認められた。
[0229] このボ リ イ ミ ド粉はメ チ レ ンク ロ リ ド、 ク ロ 口ホルムな どのハロゲン化炭化水素 ^容剤には全く 不溶であった。
[0230] またこのボリ ィ ミ ド粉のガラス転移温度は 260'c、 融点 は 367。cであった。 ( DSC法により測定) 。 またこのポ リ ィ ミ ド粉を 400て、 300 kg/ cm 2 で 30分間圧縮成形して得 た圧縮成形物のノ ツチ付アイ ゾッ ト強度は 18kg · cmノ cmで あった。 (測定方法は ASTM D-256に拠る。 )
[0231] 比較例 - 3
[0232] 4 , 4' - ビス ( 3-ア ミ ノ フ エ ノ キシ) ビフ ヱ ニルのかわり に 4, 4' — ビス ( 4-ア ミ ノ フ エノ キシ) ビフ エ ニルを用いた 以外は実施例 - - 1 と同様に重合を行なった。 かく して得ら れたボ リ ア ミ ド酸の対数粘度は 1.50α¾ g であった。 この ポリ ア ミ ド酸' 容液の一部を取り、 ガラス板上にキャ ス ト し た後、 100 'c、 200 で、 300 'cで各々 i時間加熱して淡黄 色透明のポ リ イ ミ ドフ ィ ルムを得た。 このボリ ィ ミ ドフ ィ ルムの引張強度は 9.0kgZ mm2 、 引張り伸び率は 20%であ つた。 またこのボリ イ ミ ドフ ィ ルムは T M A針入法でガラ ス転移温度を測定したところ明瞭なガラス転移温度を示さ なかった。 また空気中での 5 %重量減少温度は 533でであ つた。 またこのポリ イ ミ ドフ ィ ルムを用いて実施例一 1 と 同様な方法で冷間圧延鋼板を圧着し、 室温で引張せん断接 着強さを測定したところ 50kgZ 2 と务つたものであった, 実施例 - 6
[0233] かきまぜ跺、 還流冷却器および窒素導入管を備えた容器
[0234] 10 に、 4,4' 一 ビス ( 3-ア ミ ノ フ ヱノ キ シ) ビフ ヱニル 368 g
[0235] ( 1.0 モル) と、 N, N-ジメ チルァセ トア ミ ド 5215gを装入 し、 室-温で窒素雰囲気下に、 無水ピロメ リ ッ ト酸 211.46 g
[0236] ( 0.97モル) を溶液温度の上昇に注意しながら分割して加 え、 室温で約 20時間かきまぜた。 かく して得られたボリ ァ
[0237] 15 ミ ド酸の対数粘度は 0.52 / g であった。 このポ リ ァ ミ ド 酸'容液に、 室温で窒素雰囲気下に 404 g ( 4 モル) の ト リ ェチルァ ミ ンおよび 612 g ( 6 モル) の無水酢酸を滴下し た。 滴下終了後約 1 時間で黃色のボ リ ィ ミ ド粉が折出しは じめた。 さ らに室温で約 20時間かきまぜた後ろ過してボリ
[0238] 20 ィ ミ ド粉を得た。 このボリ イ ミ ド粉をメ タ ノ ールでス ラ ッ ジングした後ろ別し、 180 'cで 24時間乾燥して 529 g (収 率 97.3% ) のボリ イ ミ ド粉を得た。
[0239] こ 、 に得られたボ リ ィ ミ ド粉の赤外吸収スぺク ト ル図は 第 3図と同様であった。 またこのボリ イ ミ ド粉の X線分析
[0240] 25 を行ったところ 9.3 %の結晶化度を有.していた。 また本実施例で得られたポリ イ ミ ド粉末を用い高化式フ ローテスター (島津製作所製、 CFT- 500 ) で溶融粘度の測 定を行った。 オリ フ ィ スは直径 0.1 era、 長さ 1 onである。 温度を変化させて得られたせん断速度と溶融粘度の関係を 第 4図に示す。
[0241] 得られたス ト ラ ン ドは淡褐色透明で非常に可撓性に富ん だものであった。
[0242] • さらに、 このボリ イ ミ ド粉を、 390 でにおいて押し出し たところ褐色透明な強じんなス トラ ン ドを得た。 このス ト ラ ン ドをペレッ ト化した後 390 ' (:、 500 kg / cm 2 で射出成 形し、 褐色透明な成形物を得た。 この成形物の引張り降伏 強-度 (測定方法は ASTM D- 638に拠る。 以下同様。 ) は 1240 kg / cm 2 、 引張り破断強度 (測定方法は ASTM D-638に拠る。 以下同様。 ) は lliOkg/on2 、 破断伸度 (測定方法は
[0243] D- 638に拠る。 以下同様。 ) は 40%、 ノ ツチ付アイ ゾッ ト 強度は 18.2kg · cm / cm . 熱変形温度 (測定方法は ASTM D-6 48に拠る。 以下同様。 ) は 250 てであった。
[0244] 実施例— 7
[0245] かきまぜ機、 還流冷却器および窒素導入管を備えた容器 に、 4,4' — ビス ( 3-ア ミ ノ フ エノ キシ) ビフ エニル 3.68g
[0246] ( 0.01モル) 、 無水ビロメ リ ッ ト酸 2.11 g ( 0.0097モル) と m—ク レゾ—ル 52.1 gを装入し、 窒素雰囲気下に、 かき まぜながら加熱昇温した。 135 で付近で褐色透明の均一溶 液となった。 150 'Cまで加熱し、 かきまぜをつづけると約 10分間で黄色のポリ ィ ミ ド粉が圻出しはじめた。 さらに加 : 熱下で 2時間かきまぜをつづけた後、 ろ過してボリ イ ミ ド 粉を得た。 このボリ イ ミ ド粉をメ タノ ールおよびアセ ト ン で洗浄した後、 180 でで 24時間減圧乾燥して 4.62g (収率 85.1%) のボリ イ ミ ド粉を得た。 こ こに得られたボリ ィ ミ ド粉の赤外吸収スぺク ト ルは第 3図と同様なものであった。 実施例 - 8
[0247] かきまぜ璣、 還流冷却器および窒素導入管を備えた容器 に、 4,4' —ビス (3-ア ミ ノ フ エ ノ キ シ) ビフ エ ニル 36.8g ( 0.1 モル) と、 N, N-ジメ チルァセ トア ミ ド 175.8gを装入 し、 室温で窒素雰囲気下に、 ビロメ リ ツ ト酸ニ無水物 20.7 lg ( 0.095モル) を溶液温度の上昇に注意しながら分割し' て加え、 室温で約 20時間かき 'まぜた。 かく して得られたボ リ ア ミ ド酸の対数粘度は 0.60ώ g であった。 このボリ ァ ミ ド酸 ' 液に、 i60gの N, N-ジメ チルァセ トア ミ ドを加え 70 'Cまで加熱し、 20.4 g (0.2モル) の無水酢酸および 7.1 g
[0248] ( 0.07モル) の ト リ エチルァ ミ ンを滴下した。 滴下終了後 約 10分で黄色のボリ イ ミ ド粉が析出しはじめるが、 さ らに 加熱下で 2時間かきまぜた後熱ろ過により ボ リ ィ ミ ド粉を 得た。 このボ リ イ ミ ド粉をメ タノ ールでスラ ッ ジングした 後ろ別し 150'cで 5時間乾燥して 53.8g (収率 97%) のボ リ ィ ミ ド粉を得た。
[0249] こ に得られたボリ イ ミ ド粉の赤外吸収スぺク トル図を 第 2図に示す。
[0250] このスぺク トル図では、 ィ ミ ドの特性吸収帯である 1780 cm 付近と 1720cm 付近、 およびエーテル結合の特性吸収 P T/JP86/00335
[0251] — 38一
[0252] 帯である 1240cm _L付近の吸収が顕著に認められた。
[0253] かく して得られたポリ イ ミ ドは 100kgの荷重および 0.1 cmのオリ フィ スを用いて 400でで 5 X 103 ボイズの溶融粘 度を有していた。 また得られたス ト ラ ン ドは褐色透明で可 撓性に富んだものであった。
[0254] またこのボリ イ ミ ドフ ィ ルムを 130でに予備加熱した冷 間圧延鋼板間に挿入し、 340 で、 20kg /cm 2 で 5分間加圧 圧着させた。 このものの室温での引張せん断接着強さは 3 05kgrZCm2 であり、 これをさらに 240'cの高温下で測定し たところ 210kgノ cm2 であった。
[0255] 実施例— 9 . .
[0256] 実施例 - 5 と同様な反応装置に 4,4' 一ビス (3-ア ミ ノ フ エノ キシ) ビフ エニル 18.4g ( 0.05モル) と、 Ν,Ν-ジメ チ ルァセ トア ミ ド 103.5gを装入し、 室温で窒素雰囲気下に、 3,3; 4,4' —ベンゾフヱノ ンテ ト ラ 力ルボン酸ニ無水物 16. lg (0.05モル) を瑢液温度の上昇に注意しながら分割して 加え室温で約 20時間かきまぜた。 かく して得られたポリ ア ミ ド酸の対数粘度は 1.62<i£ Z g であった。 このポリ アミ ド 酸溶液の一部を取り、 ガラス板上にキャス ト した後、 100 'c、 200 'c、 300 'cで各々 1時間加熱して淡黄色透明のボ リ イ ミ ドフ ィ ルムを得た。 このボ リ イ ミ ドフ イ ノレムの引張 強度は 13.5kg/ mm2 、 引張り伸び率は 11%であった。 また この.ボ リ イ ミ ドフ ィ ルムのガラ ス転移温度は 230で、 空気 中での 5 %重量減少温度は 538'cであった。 さらにこのボ リ イ ミ ドフ ィ ルムを 130'cに予備加熱した冷間圧延鋼板間 ':' に揷入し、 340'c、 20kgZ n2 で 5分間加圧圧着させた。 このものの室温での引張せん断接着強さは 280kg /cm 2 で あった。 また上記ボリ ア ミ ド酸溶液を冷間圧延網板上に塗 布し、 100 でで 1時間、 220 -Cで 1時間乾燥加熱した後ス 5 チール板を重ねて 300'cで 20kgZcra2 に 5分間加圧圧着し た。 このものの引張せん断接着強さは室温で 260 ノ0112 であった。
[0257] 比較例 - 4
[0258] 4, 4'一ビス ( 3-ア ミ ノ フヱノ キシ) ビフエニルのかわり 10 に 4, 4'一ビス (4-ア ミ ノ フヱノ キシ) ビフエニルを用いた 以外は実施例— 3 と同様に重合を行なった。 かく して得ら れたボリ ア ミ ド酸の対数粘度は 1.28<« / g であった。 この ボリ ァ ミ ド酸溶液の一部を取り、 ガラス板上にキャス ト し た後、 100 て、 200 'c、 300 'Cで各々 1時間加熱して淡黃 15 色透明のボリ イ ミ ドフ ィ ルムを得た。 このボリ ィ ミ ドフ ィ ルムは明瞭なガラス転移温度を示さず、 また空気中での 5 %重量減少温度は 505'cであった。 またこのボリ ィ ミ ドフ ィ ルムの引張強度は 13.3kg/ mm2 、 引張り伸び率は 8 %で あった。 さらにこのボリ イ ミ ドフ ィ ルムを用いて実施例— 20 5 と同様な方法で冷間圧延鋼板を圧着し、 室温で引張せん 断接着強さを測定したところ 40kgノ cm 2 と劣ったものであ つた。
[0259] 実施例 - 10
[0260] 実施例— 5 と同様な反応装置に 4, 4 ' —ビス (3-ア ミ ノ フ 25 ヱノ キシ) ビフヱニル 9.2g ( 0.025モル) と、 Ν,Ν-ジメ チ 、:' ルァセ トアミ ド 50.85gを装入し、 室温で窒素雰囲気下に、 3,3; 4,4' —ジフヱニルェ一テルテ ト ラ力ルボン酸ニ無水物 7.75g ( 0.025モル) を溶液温度の上昇に注意しながら分 割して加え、 室温で約 20時間かきまぜた。 かく して得られ たポリア ミ ド酸の対数粘度は 1.70<¾Zg であった。 このボ リア ミ ド酸溶液の一部を取り、 ガラス板上にキャス ト した 後、 100 で、 200 で、 300 'Cで各々 1時間加熱して厚味約 50,"の無色透明のボリ イ ミ ドフィルムを得た。 このボリ ィ ミ ドフ ィ ルムの引張強度は 15.2kg mm2 、 引張伸び率は 10 %であった。 またこのポリ イ ミ ドフ ィ ルムのガラス転移温 度は 208'c、 空気中での 5 %重量減少温度は 503'cであつ た。 さ らにこのボリ イ ミ ドフ ィ ルムを 130でに予備加熱し た冷間圧延綱板間に挿入し、 340で、 20kgノ cm2 で 5分間 加圧圧着させた。 このものの室温での引張せん断接着強さ は 307kg / on 2 であった。 またこのボリ イ ミ ドフ イ ノレムの 光線透過率は 86%、 ヘイ ズは 0.69%であった。 (測定方法 は共に ASTM D- 1003に拠る。 )
[0261] 実施例 - 11
[0262] 実施例一 5 と同様な反応装置に 4,4' —ビス (3-ァ ミ ノ フ ヱノ キシ) ビフヱニル 9.2g ( 0.025モル) と、 Ν, Ν-ジメ チ ルァセ トア ミ ド 42.45gを装入し、 室温で窒素雰囲気下に、 1,2, 3,4-ブタ ンテ トラカルボン酸二無水物 4.95g ( 0.025 モル) を溶液温度の上昇に注意しながら分割して加え、 室 温で約 20時間かきまぜた。 かく して得られたボリ アミ ド酸 の対数粘度は 0.35<^ノ g であった。 このポリ ア ミ ド酸溶液 、;' の一部を取りガラス板上にキャス ト した後、 100 で、 200 •c、 300 でで各々 1時間加熱して黃燈色透明のボリ ィ ミ ド フ ィ ルムを得た。 このボ リ イ ミ ドフ ィ ルムの引張強度は 11 .0kg/ mm2 . 引張伸び率は 8 %であった。 またこのボリ ィ
[0263] 5 ミ ドフ ィ ルムのガラス転移温度は 207' (:、 空気中での 5 %
[0264] 重量減少温度は 400'cであった。
[0265] 実施例一 12
[0266] 実施例- 5 と同様な反応装置に 4,4' ― ビス ( 3-ァ ミ ノ フ エノ キシ) ビフヱニル 9.2g ( 0.025モル) と、 ビス ( 2-メ0 トキシェチル) エーテル 42.45gを装入し、 室温で窒素雰囲 気下に、 ビロメ リ ッ ト酸ニ無水物 5.45g ( 0.025モル) を 溶液温度の上昇に注意しながら分割して加え、 室温で約 20 時間かきまぜた。 かく して得られたボリァ ミ ド酸の対数粘 度は 1.55<^ Z g であった。 また上記ボリ ァ ミ ド酸溶液を ト5 リ ク ロロエチ レ ン洗浄した冷間圧延鋼板上に塗布し、 100
[0267] 'cで 1時間、 220 で 1時間加熱乾燥した後、 冷間圧延 板を重ねて 300'Cで 20kgノ cm2 に 5分間加圧圧着した。 こ のものの引張せん断接着強さは室温で 280 011 2 であつ た。
[0268] 0 実施例一 13
[0269] かきまぜ機、 還流冷却器および窒素導入管を備えた容器 に、 2, 2-ビス 〔 4- ( 3-ァ ミ ノ フ エ ノ キシ) フ エニル〕 プロ ノ、'ン 41.0g ( 0.1 モル) と N, N-ジメ チルァセ ト ア ミ ド 219 .6 gを装入し、 室温で窒素雰囲気下に、 3 , 3; 4 , 4' -べンゾ5 フ ヱノ ンテ ト ラ カルボン酸二無水物 31.6g ( 0.098 モル) を乾燥固体のまま、 溶液温度の上昇に注意しながら少量づ つ加え、 室温で 23時間反応した。 こう して得られたボリ 7 ミ ド酸の対数粘度は 0.70<« gであった。 上記溶液 87.8g をかきまぜ璣、 還流冷却器、 および窒素導入管を備えた容 器に装入し 70でに昇温した後、 無水酢酸 12.3g (0.12モル ) と、 ト リ ェチルァ ミ ン 4.25g (0.04モル) の混合溶液を 30分間かけて滴下し、 更に 2時間かきまぜた。 得られた溶 液を水 200 gに排出し、 メ タノ ールで洗浄し、 150 でで 8 時間減圧乾燥し、 20.76 gの淡黄色粉末を得た。 この粉末 の DSC測定によるガラス転位温度は 210 で , 5 %熱分解温 度は 510 'Cであった。
[0270] 得られた粉末の赤外吸収スぺク トル図を第 6図に示す。 このスぺク トル図では、 ィ ミ ドの特性吸収帯である 1780 cm-i付近と Π20ΟΠ ·1付近の吸収が顕著に認められた。
[0271] またこのボリ ィ ミ ドの対数粘度は 0.40^ Z gであった。 このボリ イ ミ ド粉末を、 ト リ ク ロ ロエチ レ ン洗浄して 130 'cに予備加熱した冷間圧延鋼板間に挿入し、 340 でで 20kg Zoiに 5分間加圧して圧着させた。
[0272] このものの室温での引張せん断接着強さは 290 kffZcn!で あり、 これをさらに 240 での高温下で測定したところ、 176 kg Z αίであった。
[0273] 本実施例で得られたボリ イ ミ ド粉末は、 ジクロロメ タン, 1,2-ジク ロ ロェタ ン、 1, 1,2-ト リ ク ロ ロェタ ン、 1,1,2,2- テ ト ラ ク ロ ロェタ ン、 ク ロ ロホゾレム、 ェチノレブロ ミ ド、 テ トラブロモエタ ンなどの脂肪族ハロゲン化炭化水素に室温 で 20重量%以上可溶であった。
[0274] 本実施例で得られたボリ イ ミ ド粉末 5 gを、 20gの 1,2- ジクロロエタ ンに溶解し、 ガラス板上にキャス ト し、 風乾 することにより、 自己支持性のボリ イ ミ ドフ ィ ルムを得た, このボリ ィ ミ ドフ ィ ルムを 130 で に予備加熱した冷間圧延 鋼板間に挿入し、 200 で、 20kgZCIiiに 5分間加圧して圧着 させた。 このものの室温での引張せん断接着強さは 315 kg ロであった。
[0275] 本実施例で得られたボリ イ ミ ド粉末各 5 gを 1 , 2-ジク ロ ロェタ ン、 1, 1, 2-ト リ ク ロ ロェタ ン、 1, 1,2,2-テ ト ラ ク ロ 口エタ ン各 20 gに ¾解し、 200 · (:、 250 -c . 300 ででキュ ァしたフ ィ ルムの溶解性を表 1 に示す。
[0276] 表 1 フィルム^^テスト 幽こ対し 1画%?ィル 》
[0277] キャストワニス用 剤 キュア一^ S フィルム顧生テスト翻
[0278] ジ'クロロメタン、 1,2-ジクロロェタン、 1,1,2-トリクロ πェタン、 1,1, 2,2-テトラクロロェタン
[0279] 1,2-ジクロロェタン リ Ο
[0280] 1,1,2-トリクロロェタン 200*c 〇 〇 〇 〇
[0281] 1,1,2,2-テトラクロロェタン 〇 〇 Δ ο ,
[0282] 1,2-ジクロロェタン λ X X X
[0283] 1,1,2-トリクロロェタン 250*c X X X , X
[0284] 1,1, 2,2-テトラクロロェタン X X X X
[0285] 1,2-ジクロロェタン X X X X
[0286] 1,1,2-トリクロロェタン 30 O'c X X X X
[0287] 1,1,2,2-テトラクロロェタン X X X X
[0288] 〇;繊 厶通 X ¾
[0289] 、? 比較例一 5
[0290] 実施例一 13における、 2, 2-ビス 〔4- ( 3-ア ミ ノ フヱノ キ シ) フヱニル〕 プロバンを 2,2-ビス 〔 4- ( 4-ア ミ ノ フ ヱノ キシ) フヱニル〕 プロパンに代えた他は全て実施例— 13と
[0291] 5 同様の操作により対数粘度 1.16 Z gのボリ ア ミ ド酸を得 た。
[0292] 上記溶液 87.8gをかきまぜ機、 還流冷却器、 及び窒素導 入管を備えた容器に装入し、 70でに昇温した后、 無水酢酸 12.3g ( 0.12モル) と、 ト リ ェチルァ ミ ン 4.25g ( 0.04モ0 ル) の混合溶液を 30分かけて滴下した。 滴下中より液が濁 り始め、 滴下終了時には完全にゲル化した。 このゲル伏物 を水 200 gに排出し、 メ タノ ールで洗诤した后、 150 で 8時間減圧乾燥して 20.65 gの黄色粉末を得た。 得られた 粉末の赤外吸収スぺク トルはィ ミ ドの特性吸収帯である 175 80cm -1近辺と 1720ΟΠ -1近辺の吸収が顕著に認められた。
[0293] このボリ ィ ミ ド粉末を、 実施例— 13と同様に ト リ クロ口 エチ レ ンで洗浄し、 130 で に予備加熱した冷間圧延網板間 に揷入し、 340 "Cで ZOkgZcniに 5分間加圧して圧着させた, このものの室温での引張せん断接着強さは 160 kg/ αίであ0 り、 これをさらに 240 での髙温下で測定したところ、 112 kgノ cdであった。
[0294] このボ リ イ ミ ド粉末は、 ジク ロ ロメ タ ン , 1 , 2-ジク ロ ロ ェタ ン、 1, 1, 2-ト リ ク ロ ロェタ ン、 1, 1, 2, 2-テ ト ラ ク ロ 口 ェタ ン、 ク ロ 口ホルム、 ェチゾレブロ ミ ド、 テ ト ラブロモェ5 タ ンなどの脂肪族ハロゲン化炭化水素に不溶であった。 ま 、; た、 このボリ ィ ミ ド粉体の DSC測定によるガラス転位温度 は 246 で、 5 %熱分解温度は、- 502 でであった。
[0295] 実施例 - 14
[0296] 実施例— 13でえられたボリアミ ド酸の N, N -ジメ チルァセ トア ミ ド溶液 87. 8 gをかきまぜ璣、 還流冷却器、 及び窒素 導入管を備えた容器に装入し、 150 〜 160 でで還流しなが ら 2時間かきまぜた。 溶液の半分を取り、 100 gの水に排 出しメ タノ —ルで洗浄した後、 150 でで 5時間減圧乾燥し て 10. 3 gの淡黄色粉末を得た。 このものの対数粘度は 0. 38 Z gであった。 この粉末の DSC測定によるガラス転位温 度は 208 'c、 5 %熱分 ί 温度は、 510 'cであった。 また、 この粉末の赤外吸収スペク トルは実施例- 13で得られたス ぺク トルと同様、 Π80αη—ι付近と 1720cm -1近辺にボリ イ ミ ドの特性吸収帯を有していた。
[0297] 本実施例で得られたポリ イ ミ ドの N-ジメ チルァセ トァ ミ ド溶液を ト リ クロロエチレン洗浄した冷間圧延綱板に塗 布し、 溶剤、 水を揮散させ、 これに別の冷間圧延綱を重ね 合せ、 340 'c、 20 kg Z oiに 5分間加圧して圧着させた。 こ のものの室温での引張せん断接着強さは 295 Ζ αίであり、 これをさらに 240 での髙温下で測定したところ、 178 kg ciiであった。
[0298] 本実施例で得られたボリ イ ミ ド粉末は、 実施例- 13で得 られた粉末を溶解した溶剤には、 室温で 20重量%以上溶解 した。
[0299] 実施例— 、;' 攪拌器、 還流冷却器および窒素導入管を備えた容器に、 2, 2-ビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フエノ キシ) フヱニル〕 プロバン 41. Og ( 0.1モル) と、 N, N-ジメ チルァセ トア ミ ド 188.4g を装填し、 0 'c付近まで冷却し、 窒素雰囲気下においてビ ロメ リ ツ ト酸ニ無水物 17.44g (0.08モル) を溶液温度の上 昇に注意しながら、 4分割して加え、 0 で付近で約 2時間 攪拌した。 次に上記溶液を室温にもどし、 窒素雰囲気下に おいてピロメ リ ッ ト酸二無水物 4.36 g (0.02モル) を添加 し、 引き続き窒素雰囲気下に約 20時間攪拌を行なった。 こ う して得られたボリ ア ミ ド酸の 35 'C、 N, N-ジメ チルァセ ト ア ミ ド溶剤中 0.5%濯度での対数粘度は 1.5 であつ た。 上記ボリ ア ミ ド酸溶液をガラス板上にキャス ト した後、 100 で、 200 'c及び 300 でで各々 1時間加熱して、 ボリ イ ミ ドフ イ ノレムを得た。 このポリ イ ミ ドフ イ ノレムを 130'C に 予備加熱した冷間圧延綱板間に挿入し、 340 'cで に 5分間加圧して圧着させた。
[0300] このものの室温での引張せん断接着強さは 300kg Zen!で あり、 これをさ らに 240'cの高温下で測定したところ 180 kg / cffi あった。
[0301] 比較例一 6
[0302] 実施例— における 2, 2-ビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フヱノ キシ ) フエニル〕 プロノ、'ンを、 2, 2-ビス 〔4- (4-ァ ミ ノ フエノ キシ) フヱニル〕 プロバンに代えた他は全て実施例— 15と 同様の操作により、 35で、 N, N-ジメ チルァセ トア ミ ド溶剤 中 0.5%澳度での対数粘度 1.70i Zg のポリ ア ミ ド酸を得 た。 このボリ アミ ド酸溶液をガラス板上にキャス 卜 した後、 100 で、 200 で及び 300 でで各々 1時間加熱してボリ ィ ミ ドフ ィ ルムを得た。 このボリ イ ミ ドフ ィ ルムを用いて実施 例一 15と同様な条件で冷間圧延鋼板を圧着した。 このもの の室温での引張せん断接着強さは であつた。 これ をさらに 240での髙温下で測定したところ 67kgノ cnfであつ た。
[0303] 実施例 - 16
[0304] 攪桦器、 還流冷却器および窒素導入管を備えた容器に、 ビス 〔 4- ( 3-ァ ミ ノ フ ヱノ キシ) フヱニル〕 ケ ト ン 39.6g ( 0.1モル) と、 N, N-ジメ チルァセ ト ア ミ ド 215.4gを装入 し、 室温で、 窒素雰囲気下にお'いて 3 , 3: 4 , 4' —ベンゾフヱ ノ ンテ ト ラ カルボン酸二無水物 32.2g ( 0.1モル) を乾燥 固体のまま、 溶液温度の上昇に注意しながら少量づっ加え、 室温で約 23時間攬拌した。 こう して得られたボリ ア ミ ド酸 の 35 'c、 N, N-ジメチルァセ トア ミ ド溶剤中 0.5%濯度での 対数粘度は 0.87i£Zg であった。 上記ボリァ ミ ド酸接着剤 溶液を ト リ ク ロロェチ レ ン洗浄した冷間圧延鋼板に塗布し、 100 でで 1時間、 220 でで 1時間加熱乾燥した後、 冷間圧 延鋼板を重ねて 340 で 、 20 kg/crfで 5分間加圧して圧着し た。 塗布した接着剤の厚みは 35ミ ク ロンであった。
[0305] このものの引張せん断接着強さは室温で 270 kg oiであ つた。 これをさらに 240'cの高温下で測定したところ 167 kg / ciiであった。
[0306] 実施例- 17 、- ! 攪拌器、 還流冷却器および窒素導入管を備えた容器に、 ビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フヱノ キシ) フ ヱニル〕 ケ ト ン 39.6g ( 0.1モル) を、 Ν,Ν-ジメ チルァセ トア ミ ド 182.9gに窒素 雰囲気下に溶解した。 これを 0 'c付近まで冷却し、 攪拌し ながら、 窒素雰囲気下でビロメ リ ツ ト酸ニ無水物 17.44g ( 0.08モル) を乾燥固体のまま溶液温度に注意しながら 5 回 に分けて加え、 1 時間攪拌した。 次に上記溶液を室温にも どし、 窒素雰囲気下、 ビロメ リ ッ ト酸ニ無水物 3.92g ( 0 .018モル) を添加し、 引き続き窒素雰囲気下約 20時間攪拌 した。 こう して得られたボリ ア ミ ド酸の 35で、 N, N-ジメ チ ルァセ トア ミ ド溶剤中' 0.5%澳度での対数粘度は 0.85^ / g であった。 上記ポリ ア ミ ド酸溶液をガラス板上にキャ ス ト した後、 100 で、 200 で及び 300 でで各々 1 時間加熱し てボ リ イ ミ ドフ イ ノレムを得た。 このボ リ ィ ミ ドフ イ ノレムを 130'cに予備加熱した 2枚の冷間圧延鋼板間に揷入し、 340
[0307] 'cで 20 kg Zcrf に 5分間加圧して圧着させた。
[0308] このものの室温での引張せん断接着強さは 240kg Z en!で あった。 これをさ らに 240での高温下で測定したところ 16 3 kg / crfであった。
[0309] 実施例一 18
[0310] 攪拌器、 還流冷却器および窒素導入管を備えた容器に、 ビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フ ヱノ キシ) フ ヱ ニル〕 ケ ト ン 39.6g ( 0.1モル) と、 N, N-ジメ チルァセ ト ア ミ ド 184.2gを窒素 雰囲気下で装入し、 0 'c付近まで冷却し攪拌しながら、 窒 素雰囲気下でビロメ リ ッ ト酸ニ無水物 17.44g ( 0.08モル) 、:' を乾燥固体のまま溶液温度に注意しながら 5画に分けて加 え 1時間攛拌した。 次に上記溶液を室温にもどし、 窒素雰 囲気下においてビロメ リ ッ ト酸ニ無水物 4.36g ( 0.02モル ) を添加し、 引き続き窒素雰囲気下に約 20時間攪拌を行な 5 つた。 こう して得られたボリ ア ミ ド酸の 35 'c、 N, N-ジメ チ ルァセ トア ミ ド溶剤中 0.5%濂度での対数粘度は 2.8 i/ g であった。 上記ボリ ァミ ド酸溶液をガラス板上にキャス 卜 した後、 100 で、 200 で及び 300 でで各々 1時間加熱し て、 ボリ イ ミ ドフ ィ ルムを得た。 このボリ イ ミ ドフ イ ノレム0' を 130てに予備加熱した冷間圧延綱板間に挿入し、 340 -c で 20 kg / cniに 5分間加圧して圧着させた。
[0311] このものの引張せん断接着強さは室溫で 280kgノ αίであ つた。 これをさらに 240'cの高温下で測定したところ 192 kg crfであった。
[0312] 5 比較例 - 7
[0313] 実施例— 8 における ビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フ ヱ ノ キシ) フ ェニル〕 ケ ト ンをビス 〔 4- ( 4-ァ ミ ノ フ エノ キシ) フエ二 ル〕 ケ ト ンに代えた他は全て実施例 - 4 と同様の操作によ り、 35で、 N , N-ジメ チルァセ トアミ ド溶剤中 0.5%灑度で の対数粘度 2.8 ^Z g のボ リ ア ミ ド酸を得た。
[0314] このボリ ァミ ド酸から実施例— 18と同様の操作によりボ リ イ ミ ドフィルムを得た。
[0315] こ-のフ ィ ルムを用いて実施例- 18と同様な条件で冷間圧 延鋼板を圧着したところ、 室温で SO kgZoiの引張せん断接 着強さであった。 これをさらに 240'cの高温下で測定した ところ 48 kgノ crfであった。
[0316] 実施例一 19
[0317] 実施例— 15における 2 , 2-ビス U- ( 3-ア ミ ノ フヱノ キシ ) フエニル〕 プロバンに代えてビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フエノ キシ) フヱニル〕 スルホン 43.2 g ( 0.1モル) を用い、 ジ メ チルァセ トア ミ ドの量を 195g用いた外は実施例— 15と同 様に反応を行った。 得られたボリ ア ミ ド酸の対数粘度は 1.6 <«ノ g であった。 このボリ ア ミ ド酸を用い実施例— 15と同 様に接着試験を行ったところ引張りせん断接着強さは室温 で 190kg /cm 2 であり、 240 での高温下では 150kg, on 2 であった。 .(
[0318] 比較例 - 7
[0319] 実施例— 19においてビス 〔 4- ( 3-ア ミ ノ フヱノ キシ) フ ェニル〕 スルホンに代えてビス 〔4- ( 4-ァ ミ ノ フヱノ キシ ) フ ニル〕 スルホ ンを用いた他は実施例 - 19と同様に反 応を行い対数粘度 1.4c« Z g のボ リ ア ミ ド酸を得た。 この ボリ ア ミ ド酸を用いた接着試験の結果、 引張りせん断接着 強さは室温で 80 kgノ on 2 、 240 でで 66 kg cm 2 と劣ったも のであった。
[0320] 〔産業上の利用可能性〕
[0321] 本発明はボリ イ ミ ドが本来有する ®れた耐熱性に加え、 優れた加工性および耐熱接着性を有し、 多目的用途に使用 可能な全く 新^!なボリ ィ ミ ドを提供するものである。
[0322] さ らにはまたこのボリ イ ミ ドよりなる新らしい耐熱性接 着剤を提供するものである。 〔図面の簡単な説明〕
[0323] 第 1図、 第 3図、 第 5図および第 6図は本発明のボリ ィ ミ ド粉末の赤外吸収スぺク トル図の例である。 第 2図およ び第 4図は本発明のボリ ィ ミ ドのせん断速度と溶融粘度の 関係を示す図である。
权利要求:
Claims

- 53 -
言青求 の 範丽
1 ) 式
N
o C c =
/
R
(式中 Yは直結、 / 炭素数 1 乃至 10の 2価の炭化水素基、 六 o c c /
フ ッ素化されたィ ソプ口 ピ リ デン基、 カルボニル基、 チォ 基、 スルフ ィ ニル基、 スルホニル基又はォキシ ドカ、ら成る 群より選ばれた基を表わし、
Zは 0 0 又は 0 0
II Π II II
n o - C C 0 11 C C
/ / /
-N R N
/ / /
— N il - C C il - C C
II II II II
0 0 0 0 を表わし、 Rは炭素数 2 以上の脂肪族基、 it式脂^族基、 単環式芳香族基、 縮合多璟式芳香族基、 芳香族基が直接又 は架橋員により相互に連結された非縮合多璟式芳香族基か らなる群より選ばれた 4価の基を表わす。 )
で表わされる繰り返し単位を有する重合体。
2 ) Yがチォ基および Zが 5 一
である特許請求の範囲第 1項記載の重合体 3 ) Yが直結、 Zが
0 0
II II
N C C
ハ /
o oe c Hn ハ
— N / R N
/ R / /
C o o c c C
II II /
N
0 0
である特許請求の範囲第 1項記載の重合体
4 ) Yが直結、 Z力、'
0 0
II II ..
C C
/ /
— R N —
/ /
C C II II
0 0
および Rが
である特許請求の範囲第 1項記載の重合体 5 ) Yがイ ソ プロ ピリ デン基、 Z力、'
および Rが 一 55一
である特許請求の範囲第 1 項記載の重合体
6 ) 式
(式中 Yは直結、 炭素数 1 乃至 10の 2価の炭化水素基、 ノヽ フ ッ素化されたイ ソプロ ピリ デン基、 カルボニル基、 チォ 基、 スルフ ィ ニル基、 スルホニル基又はォキシ ドから成る 群より選ばれた基を表わし、
Zは 0 0 又は 0 0
II II II II
11 0 C C - O il C C
/ ハ ハ
R — N N
/ / /
N il C C N il - - C C
II II II II
0 0 0 0
を表わし、 Rは炭素数 2以上の脂肪族基、 環式脂肪族基、 単璟式芳香族基、 縮合多璟式芳香族基、 芳香族基が直接又 は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基か らなる群より選ばれた 4価の基を表わす。 )
で表わされる繰り返し単位を有する重合体よりなる耐熱性 接着剤。
7 ) Yがチォ基および Z力 一 56—
0 0
II II
c c
ハ ハ
一 —
/ /
C C II II
' 0 0
である特許請求の範囲第 6項記載の重合体よりなる耐熱性 接着剤。
8 ) Yが直結、 Z力く
0 0
II II C C
/ / ,
—— N R H —
/ /
C C - II II
0 0
である特許請求の範囲第 6項記載の重合体よりなる耐熱性 接着剤。
9 ) γが直結、 τが
0 0
II !1
C C
ハ ハ
一 R Η —
/ /
C C II II
0 0
および R力く である特許請求の範囲第 6項記載の重合体よりなる耐熱性 一 57—
接着剤。
10 ) Yがイ ソプロ ピリ デン基、 Zが 一
N /
o c o c ==
/
R /
o C = o H c / および Rが
である特許請求の範囲第 6項記載の重合体よりなる耐熱性 接着剤。
一 58一
約 下記式 ( I ) で表わされる繰り返し単位を有するボリ イ ミ ドと、 その前駆体であって下記式 ( II ) で表わされる繰 り返し単位を有するポリア ミ ド酸が開示された。
( I )
( n )
(式中 Yは直結、 炭素数 1乃至 10の 2価の炭化水素基、 六 フッ素化されたイ ソプロピリデン基、 カルボニル基、 チォ 基、 スルフィ ニル基、 スルホニル基又はォキシ ドから成る 群よ.り選ばれた基を表わし、 Rは炭素数 2以上の脂肪族基 璟式脂肪族基、 単璟式芳香族基、 縮合多環式芳香族基、 芳 香族基が直接又は架橋員により相互に連結された非縮合多
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
EP0167020B1|1988-11-23|Flexible Polyimid-Mehrschichtlaminate
Choi et al.2008|Soluble polyimides from unsymmetrical diamine containing benzimidazole ring and trifluoromethyl pendent group
KR100305875B1|2001-09-24|저복굴절성 유기광학부품
DE2760336C2|1988-12-15|
JP3534151B2|2004-06-07|ポリイミド前駆体組成物及びポリイミド膜
EP0130481B1|1988-06-08|Polyimide resin
JP2843044B2|1999-01-06|新規な可溶性ポリイミドシロキサン及びそれらの製造方法
EP0077718B1|1987-01-14|Procédé de préparation de compositions de polyimides aromatiques présentant une solubilité élevée et leurs utilisations
US4405770A|1983-09-20|Novel polyimides, and polyamic acid and ester intermediates thereof
Reddy et al.2003|Synthesis and characterization of soluble poly | s based on 2, 2′-bis |-9, 9′-spirobifluorene
US5292854A|1994-03-08|Synthesis of phthalonitrile resins containing ether and imide linkages with aromatic diamine curing agent
US4931531A|1990-06-05|Polyimide and high-temperature adhesive thereof
DE60133016T2|2009-03-26|Polyamidsäure, polyimid,verfahren zu deren herstellung und polyimidfilm
Kung et al.2009|Synthesis and characterization of novel electroactive polyamides and polyimides with bulky 4‐| triphenylamine moieties
CA1325075C|1993-12-07|Soluble polyimidesiloxanes and methods for their preparation and use
US5003078A|1991-03-26|Synthesis of phthalonitrile resins containing ether and imide linkages
US9023974B2|2015-05-05|Ester group-containing tetracarboxylic acid dianhydride, novel polyesterimide precursor derived therefrom, and polyesterimide
Yang et al.2002|Organosoluble and optically transparent fluorine-containing polyimides based on 4, 4′-bis |-3, 3′, 5, 5′-tetramethylbiphenyl
KR950004150B1|1995-04-27|화학적으로 에칭가능한 접착제를 이용한 라미네이트
Chung et al.2008|Novel organosoluble fluorinated polyimides derived from 1, 6-bis | naphthalene and aromatic dianhydrides
US7193030B2|2007-03-20|Acid anhydride and polyimide using the same
CA1274938A|1990-10-02|Polyimide and high-temperature adhesive of polyimide
TWI383021B|2013-01-21|薄膜及彼之層合物
US7550553B2|2009-06-23|Fluorinated diamine and polymer made from the same
Chung et al.2009|Highly soluble fluorinated polyimides based on an asymmetric bis |: 1, 7‐bis | naphthalene
同族专利:
公开号 | 公开日
KR880700005A|1988-02-15|
EP0235294A1|1987-09-09|
EP0729995A1|1996-09-04|
AU580183B2|1989-01-05|
US5087689A|1992-02-11|
DE3650656D1|1997-12-18|
US5205894A|1993-04-27|
US4847349A|1989-07-11|
KR910000868B1|1991-02-11|
AU6122286A|1987-03-24|
EP0235294B1|1997-11-12|
DE3650656T2|1998-04-30|
CA1268592A|1990-05-01|
EP0235294A4|1988-01-07|
CA1268592A1||
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
JPS58157190A|1982-03-12|1983-09-19|Hitachi Chemical Co Ltd|Method of producing substrate for flexible printed circuit|
JPS59168030A|1983-03-15|1984-09-21|Hitachi Chem Co Ltd|Production of thermoplastic polyether-imide|EP0292243A2|1987-05-20|1988-11-23|MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc.|Heat resistant resin composition|
EP0294195A2|1987-06-05|1988-12-07|MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc.|Polyimide resin composition|
EP0323912A1|1988-01-06|1989-07-12|Chisso Corporation|Low-melting polyimide copolymers and the preparation thereof|
US5380820A|1987-05-20|1995-01-10|Mitsui Toatsu Chemicals, Inc.|Polyimides, process for the preparation thereof and polyimide resin compositions|DE1934889A1|1969-07-10|1971-01-14|Bayer Ag|Neuartige Pyridin-bis- und Verfahren zu ihrer Herstellung|
US4065345A|1974-12-16|1977-12-27|The United States Of America As Represented By The United States National Aeronautics And Space Administration|Polyimide adhesives|
JPS579939B2|1975-09-16|1982-02-24|||
US4196144A|1976-06-15|1980-04-01|Ciba-Geigy Corporation|Aromatic diamines and their use as polycondensation components for the manufacture of polyamide, polyamide-imide and polyimide polymers|
US4203922A|1976-07-19|1980-05-20|Trw Inc.|Fluorinated aromatic diamine|
US4111906A|1976-07-19|1978-09-05|Trw Inc.|Polyimides prepared from perfluoroisopropylidene diamine|
JPS645475B2|1982-03-10|1989-01-30|Hitachi Chemical Co Ltd||
JPS645476B2|1982-04-30|1989-01-30|Ube Industries||
JPS5976451A|1982-10-26|1984-05-01|Hitachi Ltd|Semiconductor device|
JPS59170122A|1983-03-14|1984-09-26|Du Pont|Melt-fusable polyimide|
US4477648A|1983-04-07|1984-10-16|Trw Inc.|High-temperature polyimides prepared from 2,2-bis-[-phenyl]hexafluoropropane|
WO1984004313A1|1983-04-22|1984-11-08|M & T Chemicals Inc|Improved polyamide-acids and polyimides|
US4535101A|1984-04-03|1985-08-13|Imi-Tech Corporation|Polyimide of 2,2-bisphenyl)-hexafluoropropane and process for the preparation of same|
JPH0354971B2|1984-05-18|1991-08-21|||
US4681928A|1984-06-01|1987-07-21|M&T Chemicals Inc.|Poly, polyamide acid, poly, poly, polyimide, poly from poly arylene diamine|
US4696994A|1984-12-14|1987-09-29|Ube Industries, Ltd.|Transparent aromatic polyimide|
JP2533841B2|1984-12-18|1996-09-11|三井東圧化学株式会社|耐熱性接着剤|
US4883718A|1985-02-12|1989-11-28|Mitsui Toatsu Chemicals, Inc.|Flexible copper-clad circuit substrate|
AU576675B2|1985-06-20|1988-09-01|National Aeronautics And Space Administration - Nasa|Copolyimides|
KR910000868B1|1985-08-27|1991-02-11|도쯔까 야스아끼|내열성접착제용 폴리이미드의 제조방법 및 이것을 이용한 접착방법|
JPH0574637B2|1985-08-30|1993-10-18|Mitsui Toatsu Chemicals||
JPS6253388A|1985-09-03|1987-03-09|Mitsui Toatsu Chem Inc|Heat-resistant adhesive|
EP0234882B1|1986-02-25|1993-01-13|MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc.|High-temperature adhesive of polyimide|KR910000868B1|1985-08-27|1991-02-11|도쯔까 야스아끼|내열성접착제용 폴리이미드의 제조방법 및 이것을 이용한 접착방법|
US5278276A|1985-08-27|1994-01-11|Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated|Polyimide and high-temperature adhesive of polyimide|
JP2585552B2|1986-11-19|1997-02-26|三井東圧化学株式会社|ポリイミド|
DE3881726D1|1987-03-09|1993-07-22|Chisso Corp|Diamino-verbindungen und filme zur orientierung von fluessigkristallen.|
DE3888869T2|1987-06-01|1994-09-22|Mitsui Toatsu Chemicals|Polyimidharz-Zusammensetzung.|
US4931531A|1987-07-02|1990-06-05|Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated|Polyimide and high-temperature adhesive thereof|
US5013817A|1987-11-05|1991-05-07|Mitsui Toatsu Chemicals, Inc.|Process for preparing a polyimide and a composite material containing the same|
US5098627A|1987-12-15|1992-03-24|Ntn-Rulon Industries Company Ltd.|Method for producing a paper-releasing guide-claw of copying machine|
CN1042168A|1988-09-26|1990-05-16|M&T化学有限公司|聚酰亚胺薄膜模片固定粘合剂|
JPH0794555B2|1988-10-20|1995-10-11|三井東圧化学株式会社|ポリイミドシートの製造方法|
DE68926486T2|1988-10-20|1996-11-28|Mitsui Toatsu Chemicals|Verfahren zur Herstellung eines isolierten Drahtes|
EP0387450B1|1988-12-27|1996-10-23|MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc.|Process for making an IC Socket|
EP0376592B1|1988-12-28|1995-02-08|MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc.|Polyimide foam|
EP0376892A3|1988-12-30|1991-07-10|Ciba-Geigy Ag|Vernetzbare Polyamide, Poylamid-amidsäuren, Polyamidsäuren sowie die zum entsprechenden Polyamidimid oder Polyimid cyclisierten Derivate|
US5206339A|1989-04-05|1993-04-27|Mitsui Toatsu Chemicals, Inc.|Extrusion process of polyimide and polyimide pellet used for the process|
US5069848A|1989-04-05|1991-12-03|Mitsui Toatsu Chemicals, Inc.|Extrusion process of polyimide and polyimide pellet used for the process|
US5260407A|1989-07-17|1993-11-09|Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated|Polyimide film and preparation process of the film|
US5514748A|1989-07-30|1996-05-07|Mitsui Toatsu Chemicals, Inc.|Polyimide based resin composition comprising cured phenolic resins and liquid crystal polymers|
US5312866A|1989-11-30|1994-05-17|Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated|Polyimide based resin composition|
EP0462282B1|1989-12-22|1996-06-26|MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc.|Polyimide molding|
US5212279A|1990-10-22|1993-05-18|Hitachi Chemical Co., Ltd.|Hot-melt adhesive and its use in polyimide film and printed circuit board|
WO1992012967A1|1991-01-21|1992-08-06|Mitsui Toatsu Chemicals, Inc.|Composes de bisimide, composition de resine de polyimide preparee a partir de ces composes, et composition de resine de polyimide renforcee par des fibres de carbone|
EP0500292B1|1991-02-21|1995-01-11|MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc.|Heat-resistant polyimide adhesive|
US5406124A|1992-12-04|1995-04-11|Mitsui Toatsu Chemicals, Inc.|Insulating adhesive tape, and lead frame and semiconductor device employing the tape|
US5484880A|1993-12-21|1996-01-16|Mitsui Toatsu Chemicals, Inc.|Polyimide|
US5508377A|1993-12-21|1996-04-16|Mitsui Toatsu Chemicals, Inc.|Polyimide|
US6080832A|1998-09-10|2000-06-27|Industrial Technology Research Institute|Low-pretilt alignment layer material|
US6399958B1|1998-12-09|2002-06-04|Advanced Micro Devices, Inc.|Apparatus for visual inspection during device analysis|
US6103806A|1998-12-21|2000-08-15|Mitsui Chemicals, Inc.|Polyimide resin composition|
KR100503225B1|2000-03-13|2005-07-22|미쯔이카가쿠 가부시기가이샤|폴리이미드의 제조방법|
KR100638623B1|2001-09-04|2006-10-26|미쓰이 가가쿠 가부시키가이샤|신규한 방향족 디아민 및 그의 폴리이미드|
US7906722B2|2005-04-19|2011-03-15|Palo Alto Research Center Incorporated|Concentrating solar collector with solid optical element|
US7799371B2|2005-11-17|2010-09-21|Palo Alto Research Center Incorporated|Extruding/dispensing multiple materials to form high-aspect ratio extruded structures|
US7765949B2|2005-11-17|2010-08-03|Palo Alto Research Center Incorporated|Extrusion/dispensing systems and methods|
US20070107773A1|2005-11-17|2007-05-17|Palo Alto Research Center Incorporated|Bifacial cell with extruded gridline metallization|
US7855335B2|2006-04-26|2010-12-21|Palo Alto Research Center Incorporated|Beam integration for concentrating solar collector|
US7851693B2|2006-05-05|2010-12-14|Palo Alto Research Center Incorporated|Passively cooled solar concentrating photovoltaic device|
US7638708B2|2006-05-05|2009-12-29|Palo Alto Research Center Incorporated|Laminated solar concentrating photovoltaic device|
EP2045295B1|2006-07-20|2012-12-12|Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc.|Thermocurable polyimide resin composition|
US8322025B2|2006-11-01|2012-12-04|Solarworld Innovations Gmbh|Apparatus for forming a plurality of high-aspect ratio gridline structures|
US7780812B2|2006-11-01|2010-08-24|Palo Alto Research Center Incorporated|Extrusion head with planarized edge surface|
US8226391B2|2006-11-01|2012-07-24|Solarworld Innovations Gmbh|Micro-extrusion printhead nozzle with tapered cross-section|
US7922471B2|2006-11-01|2011-04-12|Palo Alto Research Center Incorporated|Extruded structure with equilibrium shape|
US20080116183A1|2006-11-21|2008-05-22|Palo Alto Research Center Incorporated|Light Scanning Mechanism For Scan Displacement Invariant Laser Ablation Apparatus|
US20080116182A1|2006-11-21|2008-05-22|Palo Alto Research Center Incorporated|Multiple Station Scan Displacement Invariant Laser Ablation Apparatus|
US7928015B2|2006-12-12|2011-04-19|Palo Alto Research Center Incorporated|Solar cell fabrication using extruded dopant-bearing materials|
US7638438B2|2006-12-12|2009-12-29|Palo Alto Research Center Incorporated|Solar cell fabrication using extrusion mask|
US20090025784A1|2007-02-02|2009-01-29|Sol Focus, Inc.|Thermal spray for solar concentrator fabrication|
US7954449B2|2007-05-08|2011-06-07|Palo Alto Research Center Incorporated|Wiring-free, plumbing-free, cooled, vacuum chuck|
US7999175B2|2008-09-09|2011-08-16|Palo Alto Research Center Incorporated|Interdigitated back contact silicon solar cells with laser ablated grooves|
US20100118081A1|2008-11-07|2010-05-13|Palo Alto Research Center Incorporated|Dead Volume Removal From An Extrusion Printhead|
US20100221435A1|2008-11-07|2010-09-02|Palo Alto Research Center Incorporated|Micro-Extrusion System With Airjet Assisted Bead Deflection|
US8117983B2|2008-11-07|2012-02-21|Solarworld Innovations Gmbh|Directional extruded bead control|
US8080729B2|2008-11-24|2011-12-20|Palo Alto Research Center Incorporated|Melt planarization of solar cell bus bars|
US20100130014A1|2008-11-26|2010-05-27|Palo Alto Research Center Incorporated|Texturing multicrystalline silicon|
US20100139754A1|2008-12-09|2010-06-10|Palo Alto Research Center Incorporated|Solar Cell With Co-Planar Backside Metallization|
US8960120B2|2008-12-09|2015-02-24|Palo Alto Research Center Incorporated|Micro-extrusion printhead with nozzle valves|
US20100139756A1|2008-12-10|2010-06-10|Palo Alto Research Center Incorporated|Simultaneously Writing Bus Bars And Gridlines For Solar Cell|
US20100206302A1|2009-02-18|2010-08-19|Palo Alto Research Center Incorporated|Rotational Trough Reflector Array For Solar-Electricity Generation|
US20100206356A1|2009-02-18|2010-08-19|Palo Alto Research Center Incorporated|Rotational Trough Reflector Array For Solar-Electricity Generation|
US20100206357A1|2009-02-18|2010-08-19|Palo Alto Research Center Incorporated|Two-Part Solar Energy Collection System With Replaceable Solar Collector Component|
US20100206379A1|2009-02-18|2010-08-19|Palo Alto Research Center Incorporated|Rotational Trough Reflector Array With Solid Optical Element For Solar-Electricity Generation|
US20110083728A1|2009-10-14|2011-04-14|Palo Alto Research Center Incorporated|Disordered Nanowire Solar Cell|
US20110100419A1|2009-11-03|2011-05-05|Palo Alto Research Center Incorporated|Linear Concentrating Solar Collector With Decentered Trough-Type Relectors|
US8040609B1|2010-11-29|2011-10-18|Palo Alto Research Center Incorporated|Self-adjusting solar light transmission apparatus|
US8884156B2|2010-11-29|2014-11-11|Palo Alto Research Center Incorporated|Solar energy harvesting device using stimuli-responsive material|
US8791227B1|2012-04-20|2014-07-29|The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force|Crosslinked aromatic polyimides and methods of making the same|
US8962890B1|2012-04-20|2015-02-24|The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force|Multifunctional crosslinkers for shape-memory polyimides, polyamides and poly and methods of making the same|
US8752380B2|2012-05-22|2014-06-17|Palo Alto Research Center Incorporated|Collapsible solar-thermal concentrator for renewable, sustainable expeditionary power generator system|
US9085661B1|2012-10-26|2015-07-21|The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force|Photomechanically active copolyimides derived from an azobenzenediamine, a rigid dianhydride, and a flexible dianhydride|
WO2015000150A1|2013-07-03|2015-01-08|Henkel IP & Holding GmbH|High temperature debondable adhesive|
US9139696B1|2014-03-28|2015-09-22|The United States Of America, As Represented By The Secretary Of The Air Force|Aromatic diamines containing three ether-linked-benzonitrile moieties, polymers thereof, and methods of making the same|
JP6479862B2|2014-06-24|2019-03-06|ヘンケル・アクチェンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェンHenkel AG & Co. KGaA|一成分型のuvおよび熱硬化高温剥離可能な接着剤|
US9644071B1|2014-09-05|2017-05-09|The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force|Bis diamines and photomechanical polymers made therefrom|
US10294255B1|2015-08-07|2019-05-21|The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force|Multifunctional crosslinking agent, crosslinked polymer, and method of making same|
US10239254B1|2015-08-07|2019-03-26|The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force|Method of fabricating shape memory films|
法律状态:
1987-03-12| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AU KR US |
1987-03-12| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): CH DE FR GB IT NL |
1987-04-27| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1986904359 Country of ref document: EP |
1987-09-09| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1986904359 Country of ref document: EP |
1997-11-12| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1986904359 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP60/186610||1985-08-27||
JP60186610A|JPS6248782A|1985-08-27|1985-08-27|Heat-resistant adhesive|
JP60/205283||1985-09-19||
JP60205283A|JP2537179B2|1985-09-19|1985-09-19|ポリイミドおよびポリイミドよりなる耐熱性接着剤|
JP60/224812||1985-10-11||
JP60224812A|JP2587810B2|1985-10-11|1985-10-11|ポリイミドよりなる耐熱性接着剤|
JP61046369A|JP2537188B2|1986-03-05|1986-03-05|ポリイミド|
JP61/046369||1986-03-05||EP86904359A| EP0235294B1|1985-08-27|1986-06-30|Polyimides and heat-resistant adhesives comprising the same|
DE3650656T| DE3650656T2|1985-08-27|1986-06-30|Polyimide und diese enthaltende hitzebeständige klebemittel|
DE3650656A| DE3650656D1|1985-08-27|1986-06-30|Polyimide und diese enthaltende hitzebeständige klebemittel|
KR8770370A| KR910000868B1|1985-08-27|1986-06-30|내열성접착제용 폴리이미드의 제조방법 및 이것을 이용한 접착방법|
[返回顶部]